■草なぎや木村が中居と再会できる番組が1つ存在する

 フジテレビは、今年から新番組の出演者が一堂に会するバラエティ特番『番組対抗タイムリミットバトル ボカーン!』を各シーズンに放送しており、中居正広さん(50)は同番組で過去2回ともMCを務めている。そのため、冬は「中居と草なぎ」、春は「中居と木村」が対面する可能性があるのだ。

「これで中居さんを降板させたり『ボカーン!』の放送を止めたら、それこそ露骨な忖度を視聴者が感じるだろうし、フジテレビの気概に期待したいですよね。

 そのほか、フジテレビとSMAPの仕事に関しては『新しい地図』のメンバーである稲垣吾郎さん(48)と香取慎吾さん(45)も、年イチくらいの頻度でバラエティ番組に出ています」(前同)

 稲垣は05年以降毎年恒例のレギュラー特番『ほんとにあった怖い話』が、SMAP解散後も途切れることなく続いており、今年は8月20日に放送。稲垣も『ほん怖』を気に入っており、《『ほん怖』はこれからもライフワークとしてやらせていただきたいと思っています》とコメントを寄せていた。

 香取についても、20年2月には『初対面トークショー!! 内村カレンの相席どうですか』、21年1月には『アンタッチャブルのおバカワいい映像バトル どうぶつ軍VSにんげん軍』とやはり年イチで出演している。

■バラエティ番組は大丈夫な一方でドラマについては嫌な出来事があった

「ただ、香取さんとフジテレビについては、今年5月18日放送の『TOKIOカケル』で見過ごせない出来事がありましたよね。同番組では、ゲストの広瀬すずさん(24)について“フジテレビで一番古い広瀬すず”として、14年の『ビター・ブラッド』のVTRが流れたんですが、実際はその前年、13年の香取主演作『幽かな彼女』こそが広瀬さんのフジテレビデビュードラマだった。『幽かな彼女』の存在が抹殺された形になったため、“現役ジャニーズのTOKIOにフジテレビが忖度したのか”とSNSが炎上したんです」(前同)

 これについては『幽かな彼女』は放送はフジテレビ系列だったものの、制作は関西テレビ。そのため純粋に“フジテレビ”の初登場となると『ビター・ブラッド』の方が正しい、という意見もあったが、視聴者目線では、非常に不自然な構図になってしまったのも事実だ。

「SMAP解散については“木村と香取の不仲が限界を迎えた”“香取の事務所の辞め方が強引で、草なぎや稲垣と比べてジャニーズ上層部といまだに関係が悪い”という報道もあったことから、よけいに香取さんと忖度についての話題は荒れがちなんですよね。こうした疑惑を払しょくする意味でも、草なぎさんや木村さんのようにフジテレビのドラマに戻ってきてほしいものです。

 ちなみに、香取さんにとってジャニーズ時代最後のフジテレビ放送のドラマは、連ドラが『幽かな彼女』、単発ドラマは15年放送の『一千兆円の身代金』でした」(前同)

 木村は9年ぶり、草なぎは6年ぶりのフジテレビ系の連続ドラマ。香取の主演ドラマをフジで見るには、あと何年かかるのだろうか……。

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