■暢子に「経営者失格」指摘、「謝れ！」と“大喝”！
さらに、９月８日放送の第１０９話では、暢子と和彦が信金へのローン返済用の４０万円を「ちむどんどん」のカウンターにうっかり置き忘れてしまう。暢子らが店を探しても見つからず途方に暮れていたところ矢作が登場し、「ああ、現金入りの封筒置きっ放しにしてただろ？ 不用心だと思ったから、レジの中入れといたぞ」「…ったく、カネを雑に扱う人間は、経営者失格」と、経営者としての資質の欠如を厳しく指摘した。
「作中では井之脇さん演じる矢作が暢子にキレてくれていますが、ドラマを飛び越えて、『ちむどんどん』直後の情報番組『あさイチ』での、博多華丸さん（５２）による暢子への“ぶった切り”も多くの視聴者に支持されています」（前出のテレビ誌編集者）
５月２４日放送の第３２話では、暢子が原田美枝子（６３）演じる勤務先レストランのオーナーに対して、「料理を作ってないのに偉そう、うちと勝負して」と啖呵を切った。そして、ペペロンチーノで勝負をして、暢子が勝てばまかない当番に入ってスタッフとして一人前と認められる流れになった。この回を受けて華丸は、「謝れ！ 暢子。まだ間に合う」とハッキリと注意していた。
６月１５日放送の第４８話では、妹・歌子が病気の検査のため上京。居酒屋「あまゆ」で歌子の歓迎会を開いていたが、暢子は智と公開イチャイチャとでも言うべき仲良しぶりを歌子に見せつける。歌子が智に片想いしていることに全く気づかない暢子と智に対して、華丸は「気付いてくれ、暢子。鈍感は罪だ……」と苦々しい顔で指摘していた。
「全１２５話の『ちむどんどん』ですが、最終盤なのに暢子の傍若無人ぶりはとどまることを知らない。このままいけば、最終回でも不用意な言動をして、炎上させてくれるかもしれません」（前同）
世紀の炎上朝ドラ『ちむどんどん』。いったいどのような大団円が待ち構えているのだろうか――。
ＮＨＫ連続テレビ小説『ちむどんどん』
ＮＨＫ総合 月～土 8：００～８：１５、１２：４５～１３：００（土曜は一週間の振り返りを放送）
公式サイト：https://www.nhk.or.jp/chimudondon/
