■過去のヤラカシを乗り越えて
「内藤さんといえば『セイバー』の放送が始まって間もない９月２０日に『文春オンライン』で有名ＹｏｕＴｕｂｅｒとの熱愛が報じられたり、喫煙やパチンコ通いをしている姿が報じられ“ヒーロー番組の主演として意識に欠ける”とプチ炎上したことがありましたが、『セイバー』を年間通してやり遂げたことで人間としても大きく成長。現在は再評価されています。初期の初期だったのが、あらためて責任の重さを実感することになり、結果的によかったのかもしれません」
『仮面ライダーセイバー公式完全読本』（ホビージャパン）で、内藤はこう語っている。
《飛羽真から学ばせてもらったことも多いです。飛羽真って相手の意見とかを否定しないんですよ。まず自分の中で考えて、相手の気持ちをしっかりと知る。それから自分の意見を返すんですね。人間的に凄い優しい人だし、それは本当に自分も真似したいとなって思いました。
今後、自分が芝居を続けていく上で、『仮面ライダーセイバー』の現場にいたときの気持ちだけは絶対に忘れずに行きたいなと思います。僕の1つの原点になったので、この先も仮面ライダーの名に恥じないように生きていきたいです！》
■『ＺＩＰ』卒業後も期待大
「文面からも、非常に役者として成長したのが伝わってきますよね。ドラマもローカルながら今年『先輩、断じて恋では！』（ＭＢＳ）で主演を務めたり、１０月７日配信のアマゾンプライムビデオ作品『結婚するって、本当ですか』にサブキャラで出演したり、仕事も順調。９月２１日発売の『ＪＵＮＯＮ』（主婦と生活社）の表紙も飾りました。
『ＺＩＰ』は間もなく卒業してしまいますが、今後も活躍に注目ですね」
起用当時「芸能界に入ってからも『朝ニュースとかを発信する人になってみたい』というひとつの目標を持っていたのでオファーを聞いたときは即答で『よろしくお願いします』と言いました」と話していた内藤。
令和ライダーの代表格として、今後も期待大だーー。
