■日テレ大晦日特番は『ナインティナインvsZ世代』!?
数字が取れない、とされているお盆休み中の放送にもかかわらず、『vsZ世代』の世帯視聴率は12.5%、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率は7.9%と、同時間帯の番組では断トツトップを記録。8月8日~8月14日の1週間で見ても、バラエティ番組でトップの視聴率をマークした。
放送作家はこう話す。
「大晦日に放送するにあたっては、“年末感”を出すために収録ではなく生放送になると噂されていますね。また、たくさんの芸人を投入するようなスタイルになるとも。スタジオゲストを増やしたり、再現VTRなどに旬の芸人やアイドルなどを出していくのかもしれません。大晦日の生特番ということで、豪華な感じにしたいのでしょうね。
ただ、驚きなのが番組のMCなんです。なんと、ダウンタウンの松本さんと浜田さんではなく、大晦日はナインティナインの岡村隆史さん(52)と矢部浩之さん(50)が担当することになりそうだ、と言われているんです」
■『爆笑ヒットパレード』との“被り問題”は解決するが……
大晦日は『ダウンタウンvsZ世代』ではなく『ナインティナインvsZ世代』として放送することになるというのだろうか――。
「ナイナイは昨年の『笑う大晦日』でもMCを務めましたが、今年も……ということなのかもしれません。MCが変われば、もちろん番組タイトルは変わりそうですが、大きな内容は『vsZ世代』に近くなりそう、ということですよね。
大晦日特番は『vsZ世代』のフォーマットに、スタジオには大勢の芸人が集まって『笑う大晦日』のような、わいわいがやがやとした形になるのでは、とも聞こえてきています。そのほうが豪華で年末感があるということなのでしょう。
また、この形にすれば昨年起きた問題も解決できるでしょうからね。『笑う大晦日』は生のネタ番組だったので、どうしても元日早朝から放送されるフジテレビの『初詣!爆笑ヒットパレード』との“被り”が出てしまう。
『笑う大晦日』から数時間後に始まる『ヒットパレード』で同じネタはできませんから、その点を多くの芸人が気にしていて、『笑う大晦日』のコンセプトに難色を示したプロダクションもあったといいますからね。ただ、『vsZ世代』のフォーマットであれば、ネタ番組ではないため、芸人たちの懸念事項も解決できるんです」(前同)