■SixTONESはドラマで存在感

 一方のSixTONESは京本大我(27)の主演ドラマ『束の間の一花』(日本テレビ系)とジェシーの主演ドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系)が10月クールよりスタートする。

 また、松村北斗(27)はNHK連続テレビ小説カムカムエヴリバディ』や『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)などのドラマに立て続けに出演。田中樹(27)は7月17日放送の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)にゲストとして出演。森本慎太郎(25)は朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内で放送中のお笑いコンビ・錦鯉の半生を描いたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』で主人公の長谷川雅紀(51)役を演じていた。

「下積み時代の長いSnow Manのメンバーは何とか爪痕を残そうと、バラエティにも全力投球で臨み、結果的に芸人並みやそれ以上の活躍をすることも多々ありますからね。一方のSixTONESはドラマを中心に存在感を示しつつあります。

 今回の、感動の声が多数上がっている朝日新聞の全面広告も滝沢氏によるものかもしれませんが、滝沢氏はグループそれぞれの“魅せ方”を心得ているからこそ、スノスト、特にSnow Manはしっかりと結果を残すことができてきたのでしょうね。

 ところが、移管先となるいわゆる“ジュリー派”のジャニーズタレントが出演する番組は、ここのところ振るっていないケースも多いんですよね……」(前出の芸能プロ関係者)

■キンプリ永瀬廉の主演ドラマはワースト記録……

 キンプリの永瀬廉(23)が主演を務めるドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)はスタートから低迷を続け、9月18日の第9話は世帯3.2%と、今期民放ゴールデン・プライム帯ドラマのワースト(単話)を記録してしまった。

 Hey!Say!JUMP中島裕翔(29)が主演するドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)も、初回の世帯4.8%と低い数字でスタートし、以降は3%台を推移。9月15日放送の第10話までの平均視聴率は3.9%と、このままでは「木曜劇場」枠のドラマで歴代ワーストを更新してしまう可能性もある。

「嵐の相葉雅紀さん(39)がキャプテンを務める『VS魂』(フジテレビ系)もスタート当初から低視聴率で、『VS魂 グラデーション』にリニューアルしてからも、壊滅的な数字が続いています。世帯視聴率が5%を切り、コア視聴率は2%台ですからね。

VS嵐』の後継番組ではありますが、“これだけ数字が悪いといつまでも続けていられない”とフジ局内からも悲鳴が上がっているようです」(前同)

 たしかに“ジュリー派”には、苦戦を強いられているタレントも少なくないようだ。

「もちろんキンプリやなにわ男子など、調子がいいグループもありますが、それ以上に絶好調なのがスノストとそのメンバー。そして、その活躍の裏には滝沢氏のプロデュースがあったわけです。

 ジャニー喜多川氏(享年87)の後を継いだことからもうかがえますが、タレントの見せ方を熟知していますし、メンバーやスタッフの風通しもいい。グループと関係スタッフがワンチームで動けていたんです。

 ただ、滝沢氏からジュリー氏の管轄になった場合、どういう動き方になるかも見えにくく、タレントも周囲のスタッフも“怖い”というのが本音のようです。これまで快進撃を続けてきたスノストですが、上が変わることで大失速してしまう――という可能性は十分にありそうです……」(同)

 滝沢氏からジュリー社長への管轄移行後も、スノストには変わらぬ活躍を期待したい!

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