■女性ファンが減り男性ファンが増えた転換期の曲

 しかし、それを「僕はこうなんだ。それでも良ければお願いします」「なるべく嘘をつきたくない」というスタンスの剛は歌いたい歌を歌った結果、

「女の子いなくなっちゃって。そしたら、男の子が来たんですよね。そして男の子が来て、女の子のファンの方々は、同性に好かれるなんてすごく嬉しいって意見もありつつ、でもやっぱり男の子も女の子が多いので会場に行きにくいとかいろいろあったんですけど、そこから男の子は残る子は残ってるんですよね」

 とファン層が変化していったことを明かしていた。その後、いつしか“コンサートで出会って結婚”というファンが増えたり、主婦業が忙しくてファンを辞めていたのが落ち着いて戻ってきたりと、現在もファン層も入り乱れているそうだ。

「今年は20周年というおめでたい年である一方で、堂本光一さん(43)との“ビジネスパートナー”という関係性を“不仲”と誤解されたり、剛さんがジャニーズ事務所を退所するとか、KinKiKidsを解散するといったウワサが上半期に何度も報じられ続けた年でもありました。

 そんな折に、今回の『街』という選曲ですからね。ファンの女子が一時期激減した“魔曲”でもあり、その後の剛さんの生き方を決めた“神曲”でもある。それを歌ってこれだけの反響があったわけです。今後も何か動く予兆かもしれませんね。今回の動画にあたってメディアに投稿したコメントも、実に意味深です」

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