■『新・信長公記』が日テレドラマのワースト記録を更新か

『新・信長公記』は、同作が放送されている「日曜ドラマ」枠のみならず、2003年以降の日本テレビのドラマ全体におけるワースト記録にすら迫っているという。

 単話でのゴールデン・プライム帯ドラマの歴代ワースト視聴率は、真中瞳(現・東風万智子、42)主演の『メッセージ~言葉が、裏切っていく~』の第6話や、竹中直人(66)主演の『ライオン先生』(ともに2003年)最終回の3.1%。『新・信長公記』の第9話の3.2%は日本テレビの歴代ワースト2位ということになる。

『新・信長公記』は第9話までの全話平均が4.36%で、歴代ワースト記録となる『メッセージ』の全話平均4.4%を下回っている。このままいけば19年ぶりにワースト記録を更新してしまう可能性もある。

■『信長』はコア視聴率も大爆死! 若手ナンバーワン女優・広瀬すず&顔面国宝・永瀬廉の共演だが……

 制作会社関係者は話す。

「テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も低いんです。18日の第9話は1.9%でしたからね。前クールに同枠で放送されたなにわ男子・道枝駿佑さん(20)主演の『金田一少年の事件簿』にもスベってた、という指摘はありましたが、たしかに世帯視聴率は高くはなかったですが、コア3%中盤から4%に迫る数字を取っていましたからね。

『新・信長公記』は世帯もコアも取れておらず、まったく振るっていないんです。全世代的に“誰も見ていない”状態にありますね。ドラマはマンガ原作で、戦国武将のクローンが不良高校を舞台にテッペンを目指すという突飛な内容ですから、日曜日の夜の時間帯にマッチしなかった、という面もあるのでしょう。

 また、バラエティ番組が絶好調の日テレですが、ドラマだけは不振が続いていて、永瀬さんはその日テレの被害者とも言えますが、今回の主演作品で少なくとも彼が数字を持っていないことも明らかになってしまいましたね……」

 そんな永瀬と広瀬が、2023年1月クールの恋愛ドラマで共演することになる。

「広瀬さんは人気も実力も若手ナンバーワン女優。一方の永瀬さんもジャニーズの若手でも期待度の高いキンプリのメンバーで、ファッション誌『ViVi』(講談社)による『国宝級イケメンランキング2020年』で上半期と下半期を連覇して殿堂入り。

 そんな大注目の若手2人が北川さん脚本のド直球恋愛ドラマで共演するんです。TBSとしては絶対ヒットさせないとダメだと思っているでしょうし、だからこそ北川さんを起用したはずです。

 ただ、永瀬さんは『新・信長公記』で数字を持っていないことを証明してしまった。広瀬さんの恋人・山崎さんも、これには心配しているのではないでしょうか」(前同)

 高視聴率獲得がマストと見られる広瀬と永瀬の恋愛ドラマが、『新・信長公記』の二の舞にならないことを願いたい!

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