9月24日、タレントの小島瑠璃子(28)が7年半MCを務めたTBS系の情報番組『サタプラ』から卒業。涙ながらに視聴者にメッセージを伝える場面があった。
小島は8月8日に、2022年9月末で日本でのすべての芸能の仕事を終え、23年から拠点を中国に移すことを発表しており、この日がテレビでのラスト。そのため「これで日本でのお仕事が全部終わりなんですね。ひとまず最後になります。ちょっと長い期間行こうと思ってるので」「絶対泣くなって言われていたけど我慢できなかった」と涙にくれた。
22日に放送された『かまいたちの知らんけど』(MBS)にも小島はゲストとして出演。番組では小島の「最後のバラエティ出演」「こじるり中国留学の真相が全て明らかに!」とうたって多くの視聴者の関心を集めたが、不穏さも感じさせる一幕もあったという。
冒頭、MCのかまいたちに向かって「他のバラエティはぜんぶ断った」「ここでだけ全部喋って中国行きます」と、語った小島。さっそく3人での車内トークに移ったのだが、最初は「大学に入って勉強する。中国で何ができるのか、何をやりたいのかを考える」などと、中国留学について語っていた小島だったが、「芸能界で苦労したことは?」という質問に対して、
「日本の芸能界で死ぬほどつらかったことなんて、山ほどあります」
「もうねぇ、ちょっとねぇ、言いたいけど言えないやつとかありますね」
と、超重量級の深刻なトーンでコメント。山内健司(41)に「芸能界の闇?」と問われると、「闇じゃないですか?」と即答したのだった。
「あの場面はドキッとしましたね。かまいたちからは、炎上したり叩かれたりして大変だったのか、というトーンで聞かれていたんですが、“人になにか言われるとかそんなレベルじゃない”という返答でしたからね……。“それにしても恵まれてました。一番は、人”とフォローこそ入れていましたが、いったい何があったんだろう、と思った人も多かったんじゃないでしょうか」(専門誌記者=以下同)
■こじるりの生涯年収=かまいたち1年分の年収説
「また、小島さんは超売れっ子のタレント、というイメージでしたが、意外と収入は少なかった、ということをうかがわせる場面もありました。これについては、所属事務所との契約が歩合ではなく給料制だった、ということも影響しているでしょうね。
逆に、給料制なのが幸いしてローンを組めて、父親と折半で家族のために一軒家を地元の千葉県に建てた、という話もしばしばインタビューなどで語っています」(前同)
小島がかまいたちに対して語ったところによれば、収入については「思われてるほど稼いでない。お2人(かまいたち)がこの1年で稼いだ金額が私の生涯年収」「上がって行っているけど、頑張った分だけとかはない」とのこと。
それだけに、「1番はお金じゃないくて、人と会えて……」と「出会い」が一番の恵みだったと改めて説明。今回のかまいたちにくわえ「(千鳥)大悟さんとか、さまぁ~ずさんとか、いろんな人に会えてる」と芸人3人の名前を出し、
「プラスアルファ、私と会ったときに喜んでくれる人がいるのがめっちゃよかったなあって。『会えた!』って言ってもらえるじゃないですか」「普通ないじゃないですか。つらかろうがなんだろうが何にも代えられない」
という仕事のやりがいに、濱家隆一(38)も共感。
濱家も上京間もない時期にさまぁ~ずと小島がMCの『プレミアの巣窟』(フジテレビ系)で小島と会った際に「『会えた!』って思ったもんな」という出来事があったと回想し、そこで濱家のトークが他キャストには聞こえていなかったのが小島だけ「『私には聞こえてますよ』的に、背もたれを倒して」「全員好きになるやろな。気配りというか、すごいよな」と、称賛して、次の話題に移った。