■「代役でナレーション起用」か「講釈師の祖」として出演するほんのわずかな可能性

「現在の『鎌倉殿の13人』でナレーションを務めているのは長澤まさみさん(35)ですが、起用が発表されたのは放送開始直前の昨年12月と、大トリのサプライズ発表でした。それだけに、実はすでに神田さんの起用を検討していたのを図らずもフライング発表してしまった、という可能性も無きにしも非ず。くわえて、実に生々しい時事ネタを仕込んでいました(笑)」(専門誌記者)

 伯山はこれまで大河ドラマのナレーションは長澤まさみや市川海老蔵(44)のようなビッグネームが集っていることに言及したが、その1人が今年9月から性加害報道の影響で、出演CMやテレビ番組が打ち切りや降板になった香川照之(56)だったことに触れて、

「香川照之さんの場合は俺にお鉢が回ってこないかな! 香川さんだったら俺に来る可能性があるねぇ!!」

 と語り、「どうする家康じゃなくてどうする松潤っていう……」と話したところで、気象情報のコーナーに移行。その後も伯山は「松潤に言っときたいのは”赤松法印”でもいいかもしれない」と、「太平記読み」とよばれ、講釈師の祖とされる赤松が徳川家康や諸大名にまねかれて「源平盛衰記」や「太平記」などの軍書を講じたことにちなんで、自身の出演を重ねてゴリ押しするというジョークを披露する場面もあった。

 番組がスタートしてから追加キャストが登場することも珍しくない大河ドラマ。ナレーションが無理でも、赤松法印ならあるいは可能性はある!?

TBSラジオ『問わず語りの神田伯山』

https://www.tbsradio.jp/edo/

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