■『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』は今年３月から再注目されている楽曲
『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』についてはファンの間で「離れていても考えていることは同じなんだな」と、改めてＳＭＡＰの絆を感じさせていたことがあった。
ウクライナ進攻が本格化して間もない時期の２月２８日に、稲垣がパーソナリティを務めるラジオ『ＴＨＥ ＴＲＡＤ』（ＴＯＫＹＯＦＭ）で「平和への願いを込めてこの曲をお届けします」と前置きしてフルコーラスでオンエアし、その約１週間後の３月６日には木村も神奈川県でライブ『ＴＡＫＵＹＡ ＫＩＭＵＲＡ Ｌｉｖｅ Ｔｏｕｒ２０２２ Ｎｅｘｔ Ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ』を行なっていたが、「今日は急きょコーラスの二人にも手伝ってもらって、特別にこの曲をやります」と予定を変更して『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』を披露していたのだ。
「ロシアのウクライナ進攻が危ぶまれている昨今ですが、日本でも１０月４日の朝、北朝鮮が日本の上空を通過する形で弾道ミサイルを発射し、北海道と青森を対象に警戒を呼びかけるＪアラート（全国瞬時警報システム）が鳴る、穏やかではない事件がありました。
世界には、今この瞬間も銃弾や爆撃に怯えている人もいる。そして、日本ももういつ戦火に見舞われてもおかしくない時代になってきているからこそ、より心の拠り所としてＳＭＡＰの曲は注目されるのかもしれませんね……」（前出の夕刊紙記者）
解散後もなお求められ続けるＳＭＡＰの名曲。改めてその偉大さ、大切さを痛感する――。
