■提訴されても『ミヤネ屋』がイケイケなワケ

 旧統一教会は9月29日、そんな『ミヤネ屋』を制作する読売テレビ、『ひるおび』を放送するTBS、さらに番組出演者で弁護士の紀藤氏、本村健太郎氏(55)、八代英輝氏(58)を名誉棄損で提訴すると発表。

 同日、『ミヤネ屋』では提訴されたことをトップで速報。宮根は「我々『ミヤネ屋』、番組としましては、私も含めスタッフ一同、これまで通り、旧統一教会の過度な献金、被害者救済、政治・政治家との関わりなど、反社会性が指摘される教団の本質的な問題を、さまざまな声、意見を取り上げながら伝え続けたいと思います」と話し、報道姿勢を貫くと断言した。

「宮根さん、そして『ミヤネ屋』はイケイケですよね。旧統一教会の問題を取り上げるようになってから番組の視聴率は急上昇しましたからね。今では“統一教会を見るなら『ミヤネ屋』”となっているほど。

 一時は、石井亮次さん(45)がMCを務める裏の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビ制作、TBS系)と抜きつ抜かれつの接戦を繰り広げていました。しかし今では『ミヤネ屋』が同時間帯トップに君臨しているんです」(制作会社関係者)

 10月5日の世帯視聴率は『ミヤネ屋』が6.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、『ゴゴスマ』が4.7%で、その差は実に1.5%も開いている。

「やはり良い数字が出ているのが大きいですよね。提訴されてもイケイケな姿勢を貫いて問題を報じ続けているんでしょう。実際、根深い問題でもありますからね。『ミヤネ屋』は国民の応援を背に“先頭を突き進んでいる”といったところではないでしょうか」(前同)

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