１０月９日、ＮＨＫ大河ドラマ『鎌倉殿の１３人』を見ようとして、驚いた人も多かったのではないだろうか。
「この日は通常の放送回ではなく、トークＳＰとしてスタジオに出演者が集って、これまでとこれからの鎌倉殿について語る、という回でした。主演の小栗旬に、坂東彌十郎、小池栄子、坂口健太郎の北条家の４人に加えて、比企能員役の佐藤二朗がスタジオゲスト。さらに大泉洋、菅田将暉、さらには脚本の三谷幸喜もＶＴＲで登場という超豪華なメンバーでしたが、この番組のＭＣを務めたのが意外すぎる人物、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏（４６）だったんです」（夕刊紙デスク）
佐久間氏はテレビ東京のプロデューサーとして『ゴッドタン』（テレビ東京）、『あちこちオードリー』（テレビ東京）などのヒット番組を手がけてきたが、２０２１年３月３１日にテレビ東京を円満退社。その後、フリーとして活躍を重ねており、今回の『鎌倉殿』のＭＣは番組の大ファンだということを公言していたことから、実現したのだという。
「ＮＨＫの嗅覚は間違いなく、いま最も旬なテレビマンである、ということから今回の英断につながったのだと思います。脚本の三谷幸喜にも佐久間氏がインタビューしていたのですが、三谷は佐久間氏について“よくＹｏｕＴｕｂｅ見てます”と言ってましたからね。その佐久間氏のＹｏｕＴｕｂｅでの発言と動画の内容が、いま話題になっているんです」（前同）
佐久間氏が運営するＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「佐久間宣行のＮＯＢＲＯＣＫ ＴＶ」が１０月６日に更新。
人気お笑いコンビ「錦鯉」の渡辺隆（４４）が登場し、「錦鯉渡辺の神客チャレンジ」と題した企画に挑戦した。
今年６月１８日、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介（３３）がツイッターで「俺が働いていたキャバクラに１度だけ錦鯉の隆さんを連れて行ったんだけどめちゃくちゃ常連になってた」と投稿。
「キャバ嬢に聞いたところ、金使う、クレーム０、アフター誘わない、君達が作った水割りが１番おいしいが口癖。一軒目挟まずテレ朝から直行する日もあるらしい。とんでもない太神客生まれたな」と明かし、「キャバクラ通いでなぜか好感度が上昇」と大きな話題を呼んだ。
これを受けて、動画では渡辺の“神客”ぶりを検証することになった。
キャバクラ嬢役として、ファッションモデルのみりちゃむこと大木美里亜（２０）が登場。
「私、新人だからわからなくて」と新人キャバ嬢を演じるみりちゃむに、渡辺は「いいのいいの、お話なんかしなくていいんだから。居てくれるだけでいいの」と返答。「かわいい～！」と褒めまくり、「なんかすごい褒めてくれますね」と照れるみりちゃむに「褒めてる、オレ？ 思ったことを言ってるだけなんだけど」と言うなど、こなれたフレーズを連発。
みりちゃむが作った水割りを「え？ 美味すぎる。どうやってやったの？」「完璧な配分、オレが求めてた酒、これだ！」と称賛し、「（お母さんに）お礼をいいたい。産んでくれてありがとう」など、オヤジトークを炸裂させた。
さらに、企画として「罵倒モード」にスイッチしたみりちゃむが「ポッキーとか面白く食ってみろよ」「おまえ、それ（キスチョコ）鼻に詰めときゃいいじゃん」「変顔するから褒めろよ」など、無理難題を投げかけるも、楽々とクリア。
