キスマイ・玉森裕太主演の日テレ『祈りのカルテ』初回で吉沢亮主演のフジ『PICU』に医療もの対決で惨敗も「この先も楽しめるドラマ」逆転確定のワケの画像
※画像は日本テレビ『祈りのカルテ』公式サイトより

 Kis-My-Ft2(キスマイ)の玉森裕太(32)主演の土曜ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』(日本テレビ系)の第1話が10月8日に放送され、世帯平均視聴率が6.6%(ビデオリサーチ社調べ/関東地区)と、同枠としては堅実なスタート。多くの視聴者から今後の展開を期待する声が寄せらている。

 同ドラマは、現役医師で作家である知念実希人氏の、シリーズ累計20万部突破の同名人気小説が原作。純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太(玉森裕太)が、人の顔色を読み、カルテを通してワケあり患者たちの心の謎を解き明かする、心温まる医療ミステリー。

 諏訪野ら研修医たちは2年間の初期研修中で、約1か月ごとにさまざまな科を回り、将来進む道を決めることに。第1話では、諏訪野の研修先は精神科。指導医の立石(松雪泰子/49)は「精神科の診察は患者さんの話を聞くことから始まる」と、さっそく諏訪野に患者・山野瑠香(仁村紗和/27)を任せる。

 山野は25歳の元キャバクラ嬢で、21歳で結婚したが、夫を強く束縛してケンカが頻発すると、自傷行為を繰り返すようになり、2年前に離婚。以後、睡眠薬の過量服薬で毎月入院を繰り返し、生活保護を受給しているという。諏訪野は話を聞こうとするが、瑠香はうつろな目で天井を見たまま無反応だった。

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