近年、テレビのコンプライアンスでタブー視されている「容姿いじり」。
しかし、10月16日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、そんな時代の流れにそぐわないのでは、と感じさせる描写があったという。
「『イッテQ』にはおかずクラブのゆいP(36)が準レギュラーで出演していますが、ゆいPはダイエットに一度は成功したものの、その後リバウンドした結果、今年4月の時点で体重121キロになってしまったことで有名です。
今回の放送にゆいP本人は出演しませんでしたが、ANZEN漫才のみやぞん(37)が挑んだブラジルロケで、出演していないゆいPの容姿いじりとも受け取れる描写が2度あったんですよ」(テレビ誌編集者)
1つは、ブラジル北東部、フォルタレザにある41mもの高さから時速100キロ超えで滑り落ちるウォータースライダー「インサーノ」挑んだ場面だ。
ロケに同行した“お母さん”の愛称で慕われている『イッテQ』の女性プロデューサーがウォータースライダーに挑戦し、水から上がったところで、ナレーションとテロップで《決してゆいPがロケに参加しているわけではない……》とゆいPの写真付きで紹介された。
もう1つは、世界遺産、カラフルな街・オリンダで無形文化遺産のダンス「フレヴォ」に挑んだ場面。カーニバルの名物である人が操作する巨大人形が紹介されたのだが、女性の顔をした人形だったためなのか、
《ゆいPがロケに来たわけではない。その2》
と、かぶせてゆいPの写真が紹介されたのだ。
「今回は“そっくりさん”の要素を強調していた感じでしたが……“バイーン”といういかにもおデブキャラを想起させる効果音も使われていたあたり、やはり暗に容姿いじりをしていたと考えられますよね。ゆいPに限らず、昨今では女性芸人でも、もう容姿いじりはご法度となってきているんですけどね……」(前同)