■女芸人たちが「NG」を出すなか番組では度々……

 たとえば3時のヒロイン福田麻貴(33)は、2021年4月にツイッターで《私達は容姿に言及するネタを捨てることにしました!》と明言したうえ、『ワイドナショー』(フジテレビ系)で「容姿をイジるネタは、劇場でもどんどんウケなくなっている」と指摘していたこともあった。

「『イッテQ』の場合、21年1月17日放送回の『宮川探検隊』で宮川大輔(50)が女性スタッフの顔を“アマゾンの子どもみたい”としたり、今年9月25日放送回では現在はスリムな女性スタッフが高校時代に太っていた写真が登場すると、男性スタッフが爆笑する場面が映ったこともありました。

 後者については“笑いすぎや!”とちゃんと宮川は注意していましたが、ほかにも出川哲朗(58)が女芸人軍団を“ユニークな顔した人たちの集まり”と茶化したり、大小問わず『イッテQ』は全体的に容姿いじりでたびたび炎上する傾向にあります。

 今回のゆいPイジリは“そっくりさん”の要素を強調してあからさまな体格いじりにならないようにしたり配慮をしてる様子で、気をつけている感じもあるのですが……」(前同)

 9月19日放送回ではロッチ中岡創一(44)が自分たちを「おもしろぽっちゃり枠」としたり、少しずつ表現はマイルドになっている感じがする『イッテQ』。レギュラー陣が海外に飛び、体を張った面白いVTRが、本筋以外のことで大炎上するなどなければいいが……。

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