■「SMAP以来&令和最高」記録続々

 Snow ManはCDセールス、カレンダーの売り上げにおいても、事務所トップをひた走っている。

 2021年6月の「オリコン上半期ランキング 2021」で、音楽ソフトの総売上金額が最も高かったアーティストを発表する「アーティスト別セールス部門」が発表され、期間内売上49.2億円を記録したSnow Manが「トータルランキング」の1位に輝いた。男性アーティストの上半期同部門1位は2017年のSMAP以来、実に4年ぶりのこととなった。

 同年9月発売のアルバム『Snow Mania S1』は2021年度の最高初週売上で1位を獲得。累積売上(初週売上)は84.1万枚となり「1stアルバムの初週売上枚数」では“令和最高”に。

 同アルバムは、同年12月22日に発表された「オリコン年間ランキング」で累計91万枚に達していたが、今年9月21日にはついに100万枚を突破。1stアルバムとしては令和初のミリオンを達成した。

■2ndアルバムは「2022年初のミリオン認定作品」に

 さらに9月21日にリリースした2ndアルバム『Snow Labo. S2』は初週89.1万枚を売り上げて「オリコン週間アルバムランキング」の1位に。10月4日発表の同ランキングでも1位を獲得し、累計売上は92.7万枚に。

 10月7日には、日本レコード協会が2022年9月度ゴールドディスク認定作品を公表。『Snow Labo. S2』が2022年初のミリオン認定作品となった。

「CDやカレンダーの売り上げでは、“ポスト”としてジャニーズ事務所の期待を一身に背負うKing&Prince(キンプリ)も圧倒しています。彼らの最大のヒットでありデビューシングルの『シンデレラガール』の初週売上は57.7万枚、累計で79.9万枚ですからね。

 2020年9月リリースの2nd『L&』はキャリア最大のヒットアルバムですが、初週55.5万枚。キンプリとSixTONESが同等で、Snow Manが頭一つも二つも抜けているというような状態です」(前出の女性誌編集者)

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