■山田裕貴のさりげない演技に「感心した」の声

 川口春奈演じる良子の夫・石川博夫を務めた山田。登場時は頼りないキャラクターだった博夫だったが、回を重ねるごとに徐々に徐々にたくましくなっていく姿を繊細に演じてみせた。

 最終回直前の9月28日の第123話では、寝ぼけながらメガネを探す山田のさりげない演技に「起きたときにポンポンと付近を探す眼鏡あるある。芸が細かい」「手探りでメガネさがす中年おじさんの演技に感心した」と絶賛の声が寄せられた。

「物語終盤では、相変わらずマイペースの暢子に対し、“おとなしくしてくれない!?”とビシッと言い放つシーンもあり、視聴者からは喝采の声が上がっていましたね。

『ちむどんどん』の好演もあり、山田さんの評価はうなぎ上り。映画やドラマに引っ張りだこの存在になっています」(前出の制作会社関係者)

※画像は山田裕貴の公式ツイッター『@00_yuki_Y』より

■家康に仕えた最強の武将役に

 山田は、2023年スタートの松本潤(39)主演のNHK大河ドラマどうする家康』に本多忠勝役で出演することがすでに発表されている。

 本多忠勝は、松本演じる徳川家康の家臣で「徳川四天王」や「徳川十六神将」に数えられる戦国武将。数々の武勲を立て、生涯にわたって家康に仕えた最強の武将としても知られる。

「戦国最強とも称される本多忠勝。主人公の家康に最も近くて、とてつもなく逞しい家臣の1人という重要な役どころを演じるわけです。加えて、10月14日に公開されたばかりの実写版映画『耳をすませば』にも出演。12月9日には主演映画『夜、鳥たちが啼く』の公開も控えています」(前同)

 山田は大ファンだと公言している漫画『ONE PIECE』の劇場版で空前の大ヒットを記録している『ONE PIECE FILM RED』に登場するキャラクター・エボシ役にも抜擢されている。

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