■モノマネをするとき一番大事なのは○○
ゆま「ナチュラルさというのは、具体的には、どうやって見出すんですか?」
原口「すごく簡単に説明すると、さんまさんのモノマネのときは、“話しているさんまさん”だけでなくて、“聞き手のさんまさん”もマネてみるの。相づちの打ち方や驚いたときの表情、間の取り方、それこそ呼吸のリズムまで。これが俺のモノマネの着眼点というか、切り口なんだ」
ゆま「すごい。めちゃくちゃ分析されてるんですね」
原口「分析したというか、すでに確立されていたモノマネの世界で、どう生き残るかと考えたとき、自然とそうなっていた感じだね」
ゆま「カッコいいです! そんなモノマネの世界の奥深さを語ってもらった後に、申し訳ないんですが……私も、この前、ファンの人たちと交流する配信で、モノマネに挑戦したんですね」
原口「おっ! 誰のモノマネをしたの?」
ゆま「歌手の秋川雅史さん」
原口「おお。『千の風になって』を歌ったの?」
ゆま「はい! 私としてはけっこう自信があったんですけど、ファンの人たちから“今日限りにしてください”って、厳しい声が殺到したんです……」
原口「ガハハ! スベって、お笑いになっているから、完璧だと思うよ(笑)」
ゆま「いやいやいや。なんかアドバイスくださいよ」
原口「違うよ、ゆまちゃん。モノマネは極端な話、自己満足なんだよ。自分が似ていると思ってやったんなら、それでいいじゃない。ちなみに、秋川さん以外にレパートリーは何かあるの?」
ゆま「あと、ローラさん!」
原口「おっ、それは使えるね。一つアドバイスするとしたら、秋川さんのモノマネでスベったところで、ローラちゃんになって“OK!”とやれば、さらにウケると思うな」
ゆま「な、なるほど!」
原口「これは、読者の皆さんも、飲み会などでモノマネ芸を披露するときのアドバイスでもあるんですけど、まず大事なのは勇気。恥ずかしがらずに勇気を持ってやりきること。そして、もう一つが、ゆまちゃんのローラちゃんのように、スベったときのためのネタを、もう一つ用意しておくといいと思うよ」
ゆま「ためになるアドバイスです! 今日は本当にありがとうございました!」
原口「こちらこそ、ありがとうございます。すごく楽しかったです!」(おわり)
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