沢口靖子・テレビ朝日『科捜研の女』、“過去全捨て”「驚愕変化」は第2話予告でも!視聴者大困惑の『ドクターX』路線の「危うい未来」!!の画像
沢口靖子主演の『科捜研の女』 ※画像はドラマ公式ツイッター『@kasouken_women』より

 10月25日、沢口靖子(56)主演の『科捜研の女』(テレビ朝日系)第2話が放送される。同作は1999年から長く続くテレ朝の看板コンテンツの1つだが、木曜午後8時の「木曜ミステリー」の廃止に伴い「火曜午後9時枠」へ移動したことで作風が大幅にリニューアル。第1話(10月18日放送)から例年以上に注目を集めていた。

「第1話は局のプライム帯に16年半ぶりに新設される『火曜9時枠の連続ドラマ』の第1作として2時間SPで放送。やはり人気コンテンツなのと、いろいろ同局のバラエティ番組で告知などをしたことも手伝ったのでしょう、世帯視聴率11.9%と絶好の滑り出しでした。

 しかし、テレビ各局が重視している“13~49歳を対象に絞ったコア視聴率”は残念ながら2.2%と、かなり厳しい数字になりました。

 たとえば、テレ朝の看板コンテンツで米倉涼子さん(47)主演の『ドクターX』シリーズはコア視聴率4%超えも珍しくないので、そういう意味では残念な数字です。2021年には『ドラえもん』を介したコラボのような企画をしたりと、テレ朝は新生『科捜研』を、若い世代からも支持を集める『ドクターX』のような位置づけにしたいのでしょうが……」(制作会社関係者)

コミックナタリー (@comic_natalie) 

 そんな新スタートを切った『科捜研の女』に今、言われているのは、あまりにも大幅な「路線変更」だ。主演の沢口も《演出、カメラワーク、照明がクールで硬質。スピード感あるドラマを提示しようと挑戦しています》《8時台から9時台にということで、少し大人っぽく》と10月13日に行なわれた取材会でコメントしていたが、今作からは大胆な路線変更が行なわれたのだ。

「『科捜研の女』は榊マリコ(沢口)ら『京都府警科学捜査研究所』のメンバーがあらゆる事件に挑む作品ですが、今回は作風が大幅にリニューアルされています。

 具体例を挙げると、“引っ越し”の名目で従来シリーズで使われていた研究所のセットが変更になったうえ、照明の演出が暗くなり、ラボがかなりクールな雰囲気に変わりました。

 それに伴って、平時は比較的ユルい雰囲気のアットホームな感じの空気感があった『科捜研』のイメージがシリアス寄りに変わったんです」(前同)

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