■出向からジャニーズ事務所取締役に就任

 重岡氏は、1995年に内田有紀(46)が主演を務めた映画『花より男子』や、2006年公開の『THE有頂天ホテル』、2008年公開の『ザ・マジックアワー』などの三谷幸喜監督(61)作品のプロデュースを手掛けてきた。

 そんな重岡氏が2018年4月、フジテレビからジャニーズ事務所に出向することになったと日刊スポーツなどが報じていた。

「これまで出向という形でしたが、今年4月に晴れてジャニーズ事務所の取締役に就任。さっそくフジテレビで培った経験と関係を活かしているということですよね。フジ全盛期を支えた敏腕プロデューサーですから、ドラマ周りには非常に強い。

 平野さんの『クロサギ』のクオリティを高めるため、番宣のため、“山Pカラー”を払拭するため、いろいろと手を講じているのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

■「山Pのほうがクロサギにハマってたな」

 視聴者の中には山下と平野の『クロサギ』を比べて見てしまう人も多いようで、SNSには「あれ山Pのほうが演技上手いな…」「平野版クロサギ見たけど、山P版のほうがしっくりくるのは私だけかな?」「平野くんかっこいいんだけどやっぱり山Pのクロサギ見てたからどうしても比べてしまって山Pのほうがクロサギにハマってたなとか思ってしまう」といった意見も寄せられている。

「山下さん本人も新『クロサギ』への出演を希望していたといいますが、TBSやジャニーズ事務所といった大きいところが絡んでくることもあり、現実的には難しかったわけです。加えて、山下さんのほうが“しっくりくる”と感じている視聴者も少なくない。

 ジャニーズ事務所、そしてドラマを取り仕切る重役の重岡氏はそういったイメージを払拭したいというところでしょうね。ただ、“平野紫耀のほうが数倍演技うまいな”や“平野くんの『クロサギ』良かったー!”といった声もあります。ドラマはまだ序盤ですから、今後、平野さんがさらに役にハマってくるということも十分に考えられるのではないでしょうか」(前同)

 平野は“超番宣稼働作戦”で、山下の『クロサギ』を超えられるのだろうか!?

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