歴史的名作・フジ『silent』Snow Man・目黒蓮の三浦春馬さん『恋空』の後を継ぐ名演、紬・川口春奈への「好きな人がいるから」つらすぎる伏線が生む究極の切なさの画像
※画像はフジテレビ『silent』公式サイトより

 川口春奈(27)主演の木曜劇場『silent』(フジテレビ系)の第4話で、紬(川口春奈)に別れを切り出した湊斗(鈴鹿央士/22)の言葉と、かつて、想(目黒蓮/25)が紬に別れを告げたLINEのメッセージがリンクしたため、多くの読者がその伏線回収に感動したようだ。

 同ドラマは、昨年の「第33回フジテレビヤングシナリオ大賞」で、『踊り場にて』が大賞を受賞した新人、生方美久氏によるオリジナル脚本。主人公の青羽紬が、かつて本気で愛した恋人である佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。

 10月13日放送の第2話で、想は高校卒業のころ、徐々に耳が聞こえにくくなり、聴力をほとんど失ってしまう、“若年発症型両側性感音難聴”と診断された。卒業後、想は同級生の誰にも病気のことを告げず、上京することを決意。紬にも病気のことを隠し、一方的に別れを告げたという過去が明かされた。

 そして、27日放送の第4話では、紬の家で想と鉢合わせし、思わずその場を去ろうとする湊斗に、紬は想と2人でちゃんと話したほうがいいと諭す。湊斗は8年ぶりに想と向き合う中で、親友だった彼が何も変わっていないと感じ、高校の同級生仲間のフットサルに参加してみないかと誘う。

 みんなに気を遣わせると、参加を迷っていた想だったが、意を決してフットサル場へ。同級生たちに笑顔で迎え入れられ、フットサルを楽しむ想を湊斗は喜んだ。しかし、手話を通じて楽しそうに会話をしている、紬と想の姿には複雑な表情を浮かべていて……という展開。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4