■キンプリ以上の快進撃を続けるSnow Man&なにわ男子

 2019年6月の『文春オンライン』では、“ポスト嵐”と期待されるキンプリを売り込みたいジャニーズ事務所が、Sexy Zone(セクゾ)に来たオファーも「キンプリを使ってくれ」とゴリ押し、セクゾが冷遇されているとも報じていた。

「それだけ事務所の猛プッシュを受けてきたキンプリですが、この方針をやめることになるようなんです。それは、キンプリ以上に活躍している若手グループの台頭が目覚ましいからだともっぱらです。

 もちろん、キンプリも売れていないわけではありません。むしろ若手ジャニーズではかなり売れているほうではあります。平野紫耀さん(25)は主演ドラマ『クロサギ』(TBS系)がすべり出し絶好調ですし、他のメンバーもドラマや映画、CMのオファーが絶えません。

 ただ、それ以上に結果を出している後輩グループがいるんです。それがSnow Manとなにわ男子。特にこの2組は、CD売り上げの面で会社に多大なる貢献をしています」(前出の芸能プロ関係者)

 今や配信やサブスク隆盛の音楽業界だが、ジャニーズの人気グループの多くが配信やサブスクを解禁しておらず、CD売り上げが重要視されている。

「CD売り上げからも、ファンの熱量がうかがえますからね。キンプリも最新シングル『TraceTrace』は初週50万枚ととんでもない売り上げとなっていますが、Snow Manとなにわ男子は規格外ですからね」(前同)

■SMAP以来、令和発……快挙続々!

 2021年6月の「オリコン上半期ランキング 2021」で、音楽ソフトの総売上金額が最も高かった「アーティスト別セールス部門」が発表され、期間内売上49.2億円を記録したSnow Manが「トータルランキング」の1位に。男性アーティストの上半期同部門1位は、2017年のSMAP以来4年ぶりのこととなった。

 同年9月発売のアルバム『Snow Mania S1』は2021年度の最高初週売上で1位を獲得。累積売上(初週売上)は84.1万枚となり「1stアルバムの初週売上枚数」では“令和最高“を記録。さらに今年9月21日にはついに100万枚を突破。1stアルバムとしては令和初のミリオンを達成した。

 9月21日にリリースした2ndアルバム『Snow Labo. S2』は初週89.1万枚を売り上げて「オリコン週間アルバムランキング」の1位に。10月7日には、日本レコード協会が2022年9月度ゴールドディスク認定作品を公表。『Snow Labo. S2』が2022年初のミリオン認定作品となった。

 また、メンバーの目黒蓮(25)が出演するドラマ『silent』(フジテレビ系)は放送回数を重ねるごとに話題を呼び、社会現象になっているほど。

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