■『相棒』放送の今クール、岡田将生&長澤まさみと共演している六角

 しかし、今回、“復縁”の叶った寺脇に対して、六角の場合は、現在の10月クールの出演はないのでは、と見られている。

「六角さんは、今クール、民放の2本の連続ドラマに“ハシゴ出演”しているんです。

 岡田将生さん(33)主演の『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)には、第1話でクビになった外科部長(柳葉敏郎)の後任で、腕は優秀ながら頭の中はグルメと自身の名声しかないエゴイストの神野博道として第2話(10月27日)から出演。

 さらに長澤まさみさん(35)主演の『エルピスー希望、あるいは災いー』(フジテレビ系)でも、死刑囚の裁判を担当する弁護士・木村卓として第2話(10月31日)から出演という、同じクールにの連ドラの準レギュラーをハシゴする多忙ぶりですからね……。

“集大成のような『相棒』なのに出ない=やはり不仲では?”という疑惑が再燃しないことを願うばかり。というのも、六角さんも、『相棒』で確執があるようなことは匂わせていましたからね……」(前出のテレビ誌編集者)

 2020年4月放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)で六角は、『相棒』からの“降板説”について、同ドラマでは出番が少ないにもかかわらず「7か月拘束されるんです。8月から3月くらいまで。(その間は)他のことができない」「東映のスケジューラーが『ちょっと待ってください』『今は分かりません』と言ってるうちに、他の仕事は(他のキャストに決まって)どっかにいってしまう」と、他の仕事に支障があるのが原因だと説明。水谷との不仲説はあらためて否定し、むしろ「わかるよ、その気持ち」と同情してくれたという。

 その一方で名は伏せられていたが、「あえて言ったら××はボクはあまり好きやなかったですけどね」「あの人ね、こうしたほうがいいんじゃない? とかって芝居を言いに来るんですよ。最初はボクも先輩ですからマジメに聞いてたんですけど、だんだん“図に乗りくさりやがって”って」と毒を吐く姿も見せていたのだ。

「もちろん、そうしてテレビでネタにできている時点でジョークの範疇なんでしょうが……。スケジュールの都合が大きいとはいえ、出演が叶いそうにないだけに、『相棒』での“確執”が話題になりそうなことも事実。『相棒』と同クールに他の連ドラにハシゴ出演していることでそれがまた目立ってきますよね。

 とにもかくにも、“米沢守”は主演映画も製作されたほどの『相棒』の大人気キャラクター。単発ゲストで、今シーズンもどこかに1話くらい出てほしいものですが……」(前同)

 フィナーレに向かう『相棒』を盛り上げるためにも、米沢にはぜひとも、右京さんと亀山との再会を期待したいところだが……。

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