■あまりにも大きくなりすぎた嵐という存在……

 活動休止前の2019年11月に、二宮和也(39)が元アナウンサーの女性と結婚。2021年9月には櫻井翔(40)と相葉雅紀(39)もそろって結婚を発表。二宮と相葉には第1子も誕生した。

「嵐という存在はあまりにも大きくなりすぎて、結婚も自分の意思でできなかったわけです。活動休止に入って、ようやく自由な人生が始まった、とも言えるかもしれない。キンプリは先輩の嵐をリスペクトしているでしょうが、10代後半から20年以上もグループ活動に従事してきた嵐の5人を目の当たりにしてきたわけです。

 見てきたからこそ、自分たちも“少なくとも10年以上はこんな感じでやっていくんだ”と実感したのではないでしょうか。しかも、平野さん、岸さんは特に海外での活動を見据えていた。ところが自分がやりたいことができず、年齢を重ねてしまった。嵐の姿を見てきたこと、これまでとこれからを考えて、1分1秒でも早く辞めたいと思うようになったのでは、と言われていますね」(前出の芸能プロ関係者)

 平野は主演ドラマ『クロサギ』(TBS系)が始まったばかり。11月9日には新曲『ツキヨミ/彩り』のリリースも控えている。また、2023年3月にはグループのカレンダーの発売も控えている。

「ここまで進行中の仕事、新規の仕事が残っている中での退所発表は異例中の異例。ただ、平野さん、岸さん、神宮寺さんは大揉めになることはわかったうえで、どうしても辞めたいという考えに至ったのではないでしょうか……」(前同)

“ポスト嵐”としてではなく自分の道を歩んでいくことになる平野、岸、神宮寺の3人。退所後の彼らの活躍にも期待したい。

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