■タッキーのバックには「潤沢なドバイマネー」!?

 滝沢氏が2018年8月に設立された「P社」の取締役に就任していたと、4月28日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

 東京都港区に構えるP社は、アメリカのミネラルウォーター・ブランド「J」の輸入を手掛けているが、「J」はウィル・スミス(54)とその息子が創業した企業が販売するミネラルウォーターでもある。

 滝沢氏が取締役に名を連ねるきっかけとなったのが、大阪出身の50代女性のH氏。「日UAE親善大使」の就任レセプションでドバイを訪れたことをきっかけに当地での人脈が広がり、その中にH氏もいたという。

 H氏はこれまでも複数の貿易関連の会社を立ち上げているほか、UAE在住経験もあり、強いパイプを持っているとされる。

 また、H氏はドバイで財閥系建設会社を経営する現地の有力者ともつながっており、2018年4月に行なわれた舞台「滝沢歌舞伎」には、その人物が祝いの花を出していた。

「そして、その人物が日本で持つ会社と『P社』の所在地が同じでもあったんです。滝沢さんはやはり、ドバイ絡みで取締役に就任したのではないでしょうか。報道後、滝沢氏は取締役を辞任していますが、いまだドバイ人脈はあるでしょう。

『スポニチ』の記事では、潤沢な資金のバックアップもあり、滝沢氏が新会社で大きな事業を仕掛ける可能性もあると伝えていますが、男性アイドルを売り出す、なんなら今後、ジャニーズを離れるJr.たちの受け皿となる芸能プロダクションの一面を持つ会社となり、ジャニーズ事務所とバチバチな関係になるのかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)

■「反転ツイート」は“ジャニーズ事務所への反旗”?

 滝沢氏を巡っては、円満退所で藤島ジュリー景子社長やジャニーズ事務所サイドとの確執はなかったと11月1日付の日刊スポーツが伝えた一方、事務所と滝沢氏の双方が代理人を立てて条件面などを話し合っているとも一部で報じられている。

「ジャニーズ事務所の上層部も、滝沢氏の退所の理由は“まったく分からない”と明かしているそうですから、その時点で円満退所ではないことは明白です。滝沢氏がツイッターの文書をさかさまのままでアップしたのもミスなわけがありません。芸能関係者の間では“ジャニーズへの反旗の意味があるのでは”とも言われているぐらいですからね。

 11月8日発売の『女性自身』(光文社)では、滝沢氏のあまりにもスパルタな指導にで負傷するジャニーズJr.もおり、ファンからは悲鳴も上がっていたとも報じています。ただこれは、いわゆる滝沢氏への“バッシング記事”とも読める内容。ジャニーズ事務所が書いてくれるようにお願いする、なんてことはないでしょうが、『女性自身』はジャニーズと良い関係のメディアですからね。SNSやネットには、“忖度が生じたのでは”といったファンからの声が多く寄せられていますね。

 ちなみに同記事でもミネラルウォーターの副業疑惑の件をあらためて取り上げていますが、そういったバッシングに、滝沢氏は怒りを示したのかもしれません。新会社は、ドバイ絡みのビジネスも展開する可能性も指摘されています。滝沢氏が近々ドバイに行くとも言われていますね」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4