■『ラヴィット!』が朝番組の常識を崩壊させた!

『週刊女性PRIME』によると、吉本がいま注力しているのが、麒麟川島明(43)がMCを務める朝のバラエティ番組『ラヴィット!』だという。

 番組はスタート当初から「ニュースをいっさい扱わない」というスタンスを貫き、朝から人気芸人の本格的な大喜利や立ち回りが楽しめるバラエティ番組という独自のポジションを確立。『ラヴィット!』が“令和の『笑っていいとも!』”になったという評価も少なくない。

■『ラヴィット!』の視聴率が『スッキリ』を凌駕する日も

 前出の制作会社関係者が続ける。

「今年の年末には、ゴールデンタイムで特番が放送されることも決まっています。今、『ラヴィット!』はまさに絶好調にありますね。

 暗いニュースや怖いニュースばかりを見続けると、視聴者は疲弊してしまいますよね。そういった人にとって『ラヴィット!』は“オアシス”のような存在にもなっていて、20~34歳の若い女性の個人視聴率では、コア視聴率トップの『スッキリ』を超える日も出てきていますからね。

 その『スッキリ』が来年3月に終わり、『モーニングショー』も玉川氏不在で勢いを失いつつある。両番組と同じ情報ニュース番組である谷原章介さん(50)の『めざまし8』は、“漁夫の利”で視聴率が上昇していくのかもしれませんね。

 そして、川島さんの見事な司会ぶりやSnow Man佐久間大介さん(30)と宮舘涼太さん(29)の芸人顔負けのパフォーマンスもあり、毎朝、大盛り上がりを見せている『ラヴィット!』は朝の時間帯番組の“秩序”“常識”を崩壊させ、それが奏功して、いよいよ独走状態に入っていきそうですよね。コア視聴率で首位の座にいた『スッキリ』が終わることで、同番組の若い視聴者がごっそり『ラヴィット!』に流れてくる――ということも考えられそうです」

 2021年3月のスタートから数か月間、打ち切り危機が報じられ続けた『ラヴィット!』だが、現在、ツイッターでは毎日のように番組関連のワードがトレンド上位を独占。『スッキリ』が終わる2023年3月以降は“勝ち組番組”としてトップに躍り出るのかも!?

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