■「どんなことをすればファンの人が喜ぶのかをずっとずっと考えてた」

《2人がすごすぎてそれに比べて俺はどう思われてるんだろう? っていう被害妄想しかしてなかった時期もあったよ。でもね、紫耀と廉がずっとマイナス思考だった俺を支えてくれてたの、特に廉が》

《はたから見たら紫耀と廉がシンメで俺だけひとりぼっちに見えていたかもしれないけど、2人はそう思ってなかったから。それに俺は2人のシンメが大好きなんだぁ》

 また、高橋はファンへの思いについても強く語っており、

《自分の持ってるキャラがファンの人からどれだけ支持されるのかも重要で、俺はどんなことをすればファンの人が喜ぶのかをずっとずっと考えてた。スキルは高くなるのは当たり前だけど、人気はそれに比例しないもん。俺はいまだに人気があるほうじゃないから》

 そう話したうえで、やはりファンの応援がきっかけで吹っ切れることができた、とも話していた。

「高橋さんは、今回のメンバー脱退についてのコメントでも、“何より応援してくださったファンの皆様に申し訳ない”とか“僕たちは応援してくださっている皆様がいるからこそ、この世界で生きることができます”とか、ファンファーストの精神が強く出ていましたよね。

 もちろん5人で話し合った上の結論だし、辞める3人もそれぞれの理由がありますが、高橋さんのキンプリへの思い、そしてファンへの愛の強さがあらためて伝わってきますよね」(前同)

 前述の『女性セブン』の記事によると、キンプリは2人になっても歌い続ける決心をしており「来年に向けた計画」もあるという。

「今年1月1日に『King&Princeる。』(日本テレビ系)で、永瀬さんは“風船200個を釘で割る最速記録”、高橋さんは“非ニュートン流体の上で走り続けた最長タイム”でそれぞれギネス記録を更新しており、その件を11月4日にギネス世界記録の日本公式ツイッターアカウントが紹介。

 そこでは、ギネスの日本公式ツイッターアカウントからの《今後も全員の活躍を見守りたいです》と脱退するメンバーも気遣うメッセージがありました。残ることになった2人がギネス記録を更新している、というのはどこか切なさもありますが……辞めていく3人、そして残る2人にも、今後も本当に頑張って欲しいですね」(前同)

 キンプリを愛し、ファンを何より大切にしている高橋。彼の覚悟を見守りたい――。

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