■桃子・生田絵梨花にもトラブルが?

 悠太は目を覚まし、武四郎と桃子、小児外科医・河本舞(菅野莉央/29)は安堵する。幼なじみたちの涙の感動シーンだったが、それに続くラストシーンでは、南が武四郎の部屋で医学書の「すい臓ガン」の項目を開く姿が。悠太の自殺未遂に続く、衝撃の展開となった。

 視聴者のツイッター上の反響は、「しこちゃんは南ちゃんの言葉に気付かされ、励まされ、どれだけ救われてきたことか。何気ない日常の言葉も、深刻な場面でかける重めの言葉も、大竹さんだからこその説得力」などと好評で、重い展開ばかり続いているため、大竹が救いとなっているようだ。

 しかし、まだドラマの中盤だというのに、母のガンの可能性が出てきた。そのため、「次は南ちゃんが危ないの? しこちゃんにはまだまだ南ちゃんがそばにいてあげないと。幸せそうな親子の食卓の時間が、これからもずっと続いてほしいよ」など、視聴者から懸念の声が相次いだ。

 もし、大竹が離脱するようなことがあれば、小児医療のガチすぎる内容を中和していた、癒やしの親子シーンが見られなくなってしまう。さらに、出産を控えた桃子も、いまだに父親が登場していないなど、不安な要素が残っていて、出産がスムーズにいくのか心配だ。

 ドラマの本筋となるPICUの現場でも、急性リンパ性白血病の少女、心臓移植が必要な少年を受け入れ、ツラい展開を予感させている。見逃し配信「TVer」のお気入り登録数が76万人を超え、ランキング上位を維持しているが、今後の推移が気になるところだ。(ドラマライター/ヤマカワ)

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