■明らかに勢いを落としている関ジャニ

 今年の『紅白』には、ジャニーズ事務所所属のアーティストからは関ジャニ、KinKi Kids、キンプリ、SixTONESSnow Man、なにわ男子の6組が出場する。

「キンキはCDデビュー25周年のアニバーサリーイヤー、スノスト(Snow ManとSixTONES)、さらになにわ男子はCD売り上げや活躍ぶりからも納得の選出です。そして揺れるキンプリも、CD売り上げは若手グループでもトップクラスですし、5人のラストなわけでNHKとしても絶対に出てほしかったところでしょう。

 一方の関ジャニは、ジャニーズ内では活動休止中のに次ぐ存在ですが、ファンクラブ会員数でも、キンプリ、Snow Manに抜かれたと言われ、一時期の勢いを明らかに失っています。ジャニーズファン以外の視聴者で、今年の関ジャニの楽曲を知っている人がどれぐらいいるかと言われれば、なかなか厳しいものもあるでしょうね」(前出の制作会社関係者)

■若手からの突き上げで「連続出場記録」が途絶える可能性も

 キンプリ、スノスト、なにわ男子のシングルは50万枚以上のセールスを誇っているが、関ジャニが7月6日にリリースしたシングル『喝采』は初週15.1万枚にとどまっている。

「10月28日にはTravis Japanが全世界配信デビューを果たしましたし、キンプリの崩壊で、ジャニーズJr.美 少年HiHi Jetsのデビューが早まる可能性もある。

 そうなってくると、来年の『紅白』に関ジャニが出場するのも危うくなってくるでしょうから、11回という出場記録も途切れる可能性もあるかもしれませんね」(前同)

 SNSには「紅白は売上じゃないって分かってるし関ジャニ好きだけど、なんで毎回紅白に関ジャニ出てんの?」「なんで関ジャニって毎年紅白出れてるの?関ジャニが出れてJUMPが出れない理由がわからん」といったコメントも寄せられている。

「CD売り上げのみならず、コンサートの動員数や話題性なども加味されますからね。ただ、売り上げで言うと3年連続出場のNiziUもなかなか厳しいものがあります」(同)

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