■『スーパー戦隊』では大成功を飾った実例がある
「それだけに、いずれ“変身”を言える続編などが制作されることを願うばかりです。
このところ『仮面ライダー』の制作会社である東映は“○周年記念作”に力を入れていて、最近の成功例では昨年の『テン・ゴーカイジャー』という実例があるだけに期待したいですね」
『テン・ゴーカイジャー』は2011年に放送した『海賊戦隊ゴーカイジャー』の10周年記念作。
出世頭でスケジュール調整が困難をきわめたと思われる”ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー”の山田裕貴(32)や、M・A・O名義で大人気声優になった”ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー”の”市道真央(30)らも集結させ、シナリオのクオリティも上々。
しかも、「売れっ子で忙しいから出番は少ないし、単独シーンがメインだろうな」と思われていた山田の活躍が想像以上に多いばかりか、”顔出しでメンバーがそろってやり取りをする”というファンが望んでいたシーンをも尺多めに披露。非常に満足度の高い作品に仕上がった。
☠️カウントダウン動画☠️
— テン・ゴーカイジャー公式 (@gokaiger_10) November 2, 2021
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「#テン・ゴーカイジャー」
上映まであと10日‼️
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11月12日より期間限定上映🎥#ゴーカイジャー#小澤亮太 #山田裕貴 #市道真央#清水一希 #小池唯 #池田純矢 pic.twitter.com/F1IJR8kaXA
「佐藤さんは『平ジェネ』では 、“10年経って良太郎が成長しているのはいいことだが、一方それは夢を壊すことでもある”というリスペクト精神ゆえに、“素の良太郎”は無言の一瞬だけ。現在の佐藤さんでも違和感なく演じることが可能な“ウラタロスが憑依した、インテリメガネでスーツ姿の良太郎”としての出演が9割でした。
もちろん、中途半端なものではファンも本人も納得いかないだろうし、実際に”こんな続編ならいらなかった”という結果になってしまったアニバーサリー作品は『仮面ライダー』に限らず多々あります。
しかし、今回の新ドラマのインタビューで“変身”への思いの強さを感じさせるだけに、佐藤さん自身が納得のいく形で“○年後の良太郎”として登場し、変身してくれる日が来ることを願うばかりです」
テレビ版『電王』最終回は佐藤演じる良太郎の「いつか、未来で」という心の声で締めくくられている。佐藤に「変身」という心残りがあるだけに、「いつかの未来」に期待したいものだーー。