■90年代に“とんでもない嫌われ方”をした女優を思い出す声も

「ここまで唐田さんが批判されているのは、単に“不倫したから”というだけでなく、当時東出さんと結婚していたのが女性ファンが多い国民的女優のさん(36)だったこと、さらには、インスタグラムなどで不倫の“匂わせ”などをしていたことが大きい。

 それが理由で主婦層や、杏さんに気持ちを投影していると思われる女性層なのか《女性の98%が嫌い》というコメントをする人もいました。《超昔だけど、裕木奈江路線になりそうな気がする》なんて声もあります。まあ裕木さんは完全に風評被害による被害者でしたが……」(女性誌ライター)

 裕木奈江(52)は90年代の人気女優だったが、1993年放送の『ポケベルが鳴らなくて』(日本テレビ系)で「不倫に陥り相手の家庭環境を壊してしまう女」を演じたところ、その演技力の高さが仇となり好感度が低下。折悪く同年にドラマ制作をめぐるトラブルが女性誌に報じられた結果「ぶりっ子」「嫌いな女優No.1」と呼ばれてしまった時期があったのだ。

「唐田さんについては、本作にくわえ、現在撮影中のゆりやんレトリィバァさん(32)主演の『極悪女王』(Netflix)では10キロ以上増量し、顔の輪郭が別人になるレベルで激太りする身体を張った役作りも行なったり、少しずつ復帰しつつあります。

 いつの日かこうした悪評が一気に覆るような作品に巡り合えるといいですが、道のりはまだまだ厳しそうですね……」(前同)

 11月26日の公開日には、「初日舞台挨拶」で公の場に姿を見せる唐田。彼女はその場で、何を語るのか――。

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