■対する目黒は人生初の「単独主演映画」が来年3月に公開

 さらに赤楚は、Netflix映画では2023年に麻生羽呂原作、高田康太郎作画のマンガ作品『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』(通称・ゾン100)の実写版で主演を務めることが決定している。

 内容は、もともと理不尽なブラック企業で憔悴しきっていた主人公が逆に「ゾンビパニックで会社に行かなくて良くなった!」と人生を満喫しようと頑張る《ストレスだらけの現代社会に贈る、爽快コメディゾンビホラー》である。

赤楚衛二のインスタグラム(@akasoeiji)より

 まだまだ情報は少ないが、「大量のゾンビから自転車で逃げる赤楚」の写真が公式ツイッターに投稿されており、1枚だけでも赤楚の絶妙な表情が伝わってくる。

『松竹映画チャンネル』より

「対する目黒さんですが、こちらは映画が2本控えています。1本は今年12月2日公開の“生まれ変わり”を題材にした大泉洋さん(49)主演の『月の満ち欠け』。有村架純さん(29)演じる謎の女性と大学生時代に恋に落ちた男性を演じます。予告などから『silent』に負けず劣らずの切なすぎる愛の物語が描かれることになること間違いなしです」(前出の制作会社関係者)

■目黒の強烈なビジュアルがすでに注目を集めている『わたしの幸せな結婚』

 さらに2023年3月17日には、顎木あくみの同名小説を原作とした『わたしの幸せな結婚』が控えているが、これは目黒にとって大きな転換期となりそうな作品だと言えるだろう。

『東宝MOVIEチャンネル』より

「明治・大正時代のような世界観の和風ファンタジー作品です。本作で目黒さんが演じるのは、嫁入りした相手に“私が出て行けと言ったら出て行け。死ねと言ったら死ね”とまで言い切る冷酷無慈悲な軍人・久堂清霞。黒髪で髪もそこまで長くないイメージの目黒さんですが、本作は背中まで届く長い金髪です。

“誰もが振り向く美貌”というキャラ設定ですが、目黒さんのビジュアルの良さが完璧な説得力を与えていて……これが初主演映画となるだけに、目黒さん渾身の演技に期待したくなりますね。

 業界で争奪戦が繰り広げられているという目黒さんと赤楚さん。両者とも演技力、ビジュアルともにずば抜けているし、2人とも“アクション”も“実写化作品”もオールマイティにこなせる。今後、仕事を競り合う、良きライバル関係を築くことになるかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)

 朝ドラでますますブーストがかかりそうな赤楚と目黒。今後、『舞いあがれ!』でも顔を合わせることに期待したい!

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