■ジュリー氏も松潤には何も言えない

 松本は、2021年12月30日に東京ドームで行なわれたコンサート「Johnny‘s Festival~Thank you 2021 Hello 2022~」の総合演出も担当。

 美 少年のCDデビューにあたって、松本がプロデュースを手掛ける可能性もあると報じられたほか、2019年にアメリカ・ロサンゼルスで行われた美 少年の公演にも帯同。2020年11月に国立競技場で行なわれた「アラフェス2020 at 国立競技場」には、バックダンサーとして美 少年を起用するなど、すでにプロデューサー的な立ち回りもしているようだ。

「ジュリー氏も松本さんには一目置いていて、彼には何も言えないほどの関係性だといいますからね。それに横山さんも大倉さんも“形だけのプロデューサー”というわけではなく、しっかりとJr.の育成に携わっていて、本気で取り組んでいますよね」(前出の芸能プロ関係者)

■IMPACTorsは全員揃って退所へ

 今後、東西統合が進められていけば、井ノ原、横山、大倉、松本という4人を中心とした指導体制になっていきそうだ。

「ただ、そうなったときには“滝沢派が塩漬けになってしまう”とも言われています。美 少年とHiHi Jetsは以前からデビューが期待されてきました。また、Aぇ!groupはジュリー派で今後も安泰だと言われている。

 そんな中、IMPACTorsはバリバリの滝沢派ですからね。解体されることはないにせよ、デビューはかなり微妙でしょうし、正直難しいのではないでしょうか。それに、“デビュー確定”の美 少年やHiHi Jets以外の東京の滝沢派のJr.たちも“飼い殺し”といった状態になる可能性もあります。

 そうこうしていくうちに、来年3月から始まる『22歳定年制度』に引っかかる年齢に達してジャニーズ事務所を離れていくJr.が急増するのではないか――と関係者の間では話されていますね……」(前同)

 滝沢氏の退所は、ジャニーズ帝国を根底から揺るがすほどの影響を及ぼすのかもしれない。

 そして12月26日夜、『文春オンライン』ではIMPACTorsが全員揃って退所を決断したと報じられた――。

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