■NHKが動いていないわけがない

 ワイドショー関係者が話す。

「“オファーをいただいたことは一度もございません”という回答に、多くの関係者が“これはさすがにないのでは”となっています。多くのメディアが明菜さんの『紅白』出場が濃厚だと報じていましたからね」

 スポーツ紙や週刊誌などでは、体調面はまだまだ厳しいものの、明菜に近いNHK関係者が『紅白』出場に向けて説得や調整を進めていると報じていた。

「今年は明菜さんのデビュー40周年ですからね。さすがにNHKがオファーも出さず、動いていないわけがない。にもかかわらず、この回答はちょっと驚きですよね。そしてやはり、8月末にツイッターと公式サイトを開設したのも『紅白』を念頭に置いていたとしか考えられません。

 本当に体調が悪ければ、この時期に新しい動きもないはずです。何かしらの紆余曲折があって『紅白』には“出ない”という結論にいたったのかもしれません。まだ出場の可能性はゼロではありませんが……。

 明菜さんを巡っては1つ懸念事項がありますからね。それが、前事務所やかつてのマネージャーとの関係ですよね」(前同)

■前事務所からの権利関係の引継ぎもまだ……

 5年間の沈黙を8月末に破った裏には、20年以上にわたって明菜を支えてきた事務所の代表兼マネージャーで恋人のA氏との別れがあったのではないか――と複数のメディアが報じていた。

 11月24日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、明菜サイドがA氏の妨害に遭ってかなりのゴタゴタに見舞われていると報じている。ファンクラブの運営権などの権利関係の引継ぎも、まだ進んではいないようだ。

「NHKは特にトラブルを嫌がりますからね。強引に事を進めて明菜さんに『紅白』に出場してもらい、後になってからA氏が何か言ってきたら、それこそ深刻なトラブルに発展しかねません。

 前事務所との関係で明菜さんが5年もの間、“塩漬け”にされたという見方もありますからね。もちろんNHKサイドは明菜さんの体調面も考慮したのでしょうが……」(同)

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