■苦境の黒島結菜

 こうした作品への厳しい声に、主演の黒島は苦境に立たされている。

「朝ドラ放送中から厳しい指摘が相次いでしまった黒島さんは、みるみる痩せて、頬がこけた状態がたびたび心配されていましたね。

 確かに、現在放送中のTBSドラマ『クロサギ』でも、折れそうなほどガリガリな腕などは見ていて不安になってきます。《まだ25歳なのにたまに40歳に見える瞬間もある》といった声もSNS上では聞かれています」(前同)

 作品への批判が向く形になってしまった黒島だが、一方で彼女の人柄を高く評価する声もある。

「11月25日に放送された、TBSのバラエティ番組『A−Studio+』にゲストで登場した黒島さんは、朝ドラ出演時に数百人いるスタッフ全員の名札を手書きで作成し、プレゼントしたエピソードが披露されていました。

 手書きで書いた理由について、同番組MCの笑福亭鶴瓶さん(70)から“メイクさとかそんな呼び方したくないから、ちゃんと名前で言いたいからちゃんと自分で全部書いた”とスタッフ全員の名前を覚えたいからという理由でプレゼントしたとのことで、スタッフからの評判はとてもいいみたいです」(前同)

 さらに、手書きの名札の裏に直筆で書かれた黒島の「ちむどんどん」の文字を気に入ったのか、黒島演じる主人公・暢子が営む同名のお店の看板に採用され、劇中にも登場したという撮影裏話も出ていた。

「黒島さんはスタッフとも仲が良く“(ちむどんどんへの出演が)決まった時から2年くらいずっと一緒に来たので、(撮影が終わった今)本当に寂しいし…久しぶりに会っても家族というか、親戚のおじさんたちみたいな感じで。向こうも『いつでもNHK帰っておいで』って。またいつか一緒に作品にできたらなと、心から思えるスタッフの皆さんのだった”と、目をうるませながら話していました」(前同)

 さらには朝ドラで“家族役”を演じた宮沢氷魚(28)、上白石萌歌(22)、竜星涼(29)がインタビューに登場し、黒島の性格を「とにかく純粋で、真っ直ぐそこに立って芝居をする素敵な方」だと話していた。

 そんな黒島自身は「カメラが苦手」だと話し、カメラを意識せず自然な空気を心掛けているとのこと。

 ひたむきな黒島が報われる日が来るのだろうか?今後、良作に恵まれることを願うばかりだーー。

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