■羽鳥慎一の「殿堂入り」を藤井アナが阻止

 藤井アナと羽鳥はともに1994年に日本テレビに入社。2021年12月に発表された「好きな男性アナウンサーランキング」では藤井アナが1位を獲得し、羽鳥の“殿堂入り”を阻止する格好となった。

 その際、羽鳥から「入社当時の俺たちに“50歳になったら好きな男性アナウンサーランキングで1位、2位になるよ”って言ってあげたいね」とLINEがあった、と藤井アナは明かしていた。

 羽鳥は2011年3月をもって日本テレビを退社。翌4月にテレビ朝日で『モーニングバード』がスタート。2015年9月からは『羽鳥慎一モーニングショー』のMCを務めている。

「その『モーニングショー』の裏で藤井アナの新番組が始まろうとしているわけです。羽鳥さんの『モーニングショー』は世帯視聴率約9%と堅調で、世帯視聴率では同時間帯トップ。

 しかし、今の民放各局が重視しているのは13~49歳のコア視聴率ですからね。『モーニングショー』のコアはほぼ1%と、同時間帯最下位。加えて、玉川徹氏(59)がコメンテーターから降板したこともかなりの痛手になっているはずです」(前出の制作会社関係者)

■“玉川ショック”でコア視聴率も下降気味

『モーニングショー』といえば、玉川氏の“反権力的”と言ってもいいほどの過激コメント、庶民派目線のコメントの最大の見どころの1つだった。しかし、安倍晋三元首相(享年67)の国葬を巡る事実誤認の発言の責任を取ってコメンテーターから降板。現在は現場取材者として番組に携わっている。

「玉川氏の降板で、番組のコア視聴率がさらに下落傾向にあるんです。『モーニングショー』のメイン視聴者はシニア層でしたが、若年層の中にも“玉川さんのコメントだけは面白い”と見ていた人もいた。玉川氏の降板で、そういった人も番組を離れてしまったのではないでしょうか」(前同)

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