■『FRIDAY』のインタビューでは“神”にも噛みついた!

「付き合いがあり、かつラストイヤーだった見取り図には、“忙しすぎて漫才に注力できていない”と前置きしたうえで、詰めの甘さやネタの薄さを細かく指摘し、“良いネタできないんなら出なくてよかったと思う”と言い放ってはいたものの、最後は“(言い過ぎたかもだけど)ごめんな”と締めていました。

M-1グランプリ公式YouTubeチャンネルより

 村越さんは、本当に親身なアドバイスをしているし、根は良い人だと思いますが、それにしても本当にやってることはヤバいですよね……。ダウンタウンの松本さんも、公然と噛みついていますからね……」

『元芸人村越のお笑いネタディスりチャンネル』より 

 前述の12月1日発売の『FRIDAY』(講談社)では、村越氏のインタビュー記事を掲載。

《僕は松本さんに憧れて芸人になった身ですから元は松本信者です》としつつも、最近のコント番組を見て《昔のセンスはどこに消えたのかとショックでした。松本さんは芸人としては死んでると思います》とまで言い放っているのだ。

「2017年ごろ、オリエンタルラジオ中田敦彦さん(40)が松本さんを批判した挙句に謝罪を拒否。その後、偶然かもしれませんが、中田さんがテレビから姿を消したのも記憶に新しいですが、ダウンタウンや松本さんは半ば神格化されていて、お笑い界やテレビ界では批判はタブー視されていますよね。爆笑問題太田光さん(57)と松本さんの有名な“過去の確執”などもありますが、“タブー”は半ば都市伝説的ながら、語られているのは事実。

 それだけに、元吉本芸人でありながらこうして公然と松本さんの芸を批判するというのは、本当に考えられないこと。もう芸人も辞めて、怖いものなしということでしょうか……」

『FRIDAY』で、村越はこうも語っていた。

《50歳という年齢もあり、やりたいことをやろうと考え、『お笑いディスリ家』を始めました。といっても無理にくさすつもりはなく、自分としては芸人時代からずっと思っていた本音を語っているだけです》

 12月1日現在、チャンネル登録者数345人かつ再生数も1000未満が珍しくない『元芸人村越のお笑いネタディスりチャンネル』。しかし、『FRIDAY』にも取り上げられ、今後、注目度が上がっていくのは間違いないだろう。近い将来、お笑い芸人なら知らない人はいない有名チャンネルとなるのかも……。

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