■「悪者扱い」「人生がボロボロ」「こんなにつらいのは二度と経験したくない」

「実際に、現場ではスケジュールの遅れなど大変な部分があったという話ですね。そのため、当初は好評なら続編や劇場版なども検討されていたといいますが、“もう難しい”と絶望視されているといいますね。

 相沢氏も今回の事態にかなり精神的に参ってしまっているようで、《本当にしんどいけど、役目は果たした…………。でもこんなにつらいのは二度と経験したくないですね……。》ともツイートしていましたからね。脚本は書き終わったものと思われますが、どうしても不慣れな分野のため執筆に遅れが生じ、それが関係各所に影響していった部分はあったでしょうね。

 相沢氏は、《小説を書く時間も眠る時間も持てずに、必死にリカバリーに走り、どうにかこうにかしてきたのに、最終的に悪者扱いされて汚名を着せられるの本当に報われない。人生がボロボロ。》とまで綴っています。ドラマ制作サイドとの間で、大きなボタンの掛け違いがあったのでしょうね……。

 主演の清原さんは、2021年度の映画『護られなかった者たちへ』で『日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞』を受賞したばかりだし、本作でもビジュアルやキャラクターが非常にはまっていて評価は表情に高い。実に旬な女優なだけに残念なトラブル報道ではありますが……」(前出のワイドショー関係者)

 相沢氏のツイッターには心配の声が相次いでおり、12月1日には《皆さんリプライをありがとう》とツイートし、こうつづっている。

《原作からのファンの方々だけではなく、ドラマから入ってくださった方々にまで温かい言葉をいただけて嬉しいです。間違いなくドラマは素晴らしい内容ですし、現場で作ってくださっている方々には感謝しております。今後もぜひ楽しんでください》

 間違いなく名作には違いない『城塚翡翠シリーズ』。思わぬトラブルが報じられてしまったが、最終回まで見届けたいーー。

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