■IMPACTorsは全員揃って退所へ

 2020年に『WiNK UP』(ワニブックス)で佐藤はこう話していた。

《平野紫耀くんはどこに立っていても自然と目が行っちゃうよね。デビューする前からそうだったし、デビューしてより一層それが増したっていうか。

(中略)だから、スターになるべくしてなった人なんだと思うよ。つまり平野くんには平野くんだけがもともと持っているものがあるんだと思う。それをすごいとは思うけど、僕は平野くんにはなれないから僕は僕で自分にしかないものをなんとか絞り出して見つけたい。そしてそれを磨いていけば自分だけの形ができると思うから、そうなれるよう頑張るよ》

 また、ジャニーズ事務所の門を叩いたキッカケもHey!Say!JUMPが好きな程度で入所する気はなかったが、平野がソロでパフォーマンスをしていた『ザ少年俱楽部』を見て憧れに変わり履歴書を送った」という経緯をたびたび語っている。

「その平野さんは、“山P”こと山下智久さん(37)を憧れの先輩として何度も名前に出していましたが、山下さんは本格的な海外進出を果たし2020年11月に退所。その2年後に、今度は平野さんがやはり海外進出を目指し退所発表……偶然とはいえバトンを繋ぐように辞めてしまっています。

 それだけに、佐藤さんが“退所バトン”を繋いでしまうのでは……と心配の声が出ています。“グループ内でもトップの存在だった”という点も一致してますからね。噂されるようにIMPACTorsの分裂があり、そして彼も山下さんや平野さんのような道を選んでしまったら……目黒さんとの共演もドラマは『silent』、映画は『わたしの幸せな結婚』がラストになってしまうかもしれませんね……」(前同)

 大きな転換期を迎えているジャニーズ事務所。やはり今後も退所者が出てしまうのだろうか。

 そして12月26日夜、『文春オンライン』ではIMPACTorsが全員揃って退所を決断したと報じられた――。

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