■『news23』の視聴率は『news zero』の半分……

 TBSの看板報道番組『news23』だが、世帯視聴率は3~4%ほどを推移。同時間帯の『news zero』(日本テレビ系)は8%前後を取っており、ダブルスコアをつけられてしまっている。

 10月4日配信の『東スポWeb』が、『news23』が2023年3月をもって終了する可能性がある、と報じたことも記憶に新しい。記事では、小川の卒業は以前から内定していたものの、番組自体を終了させて、新たな報道番組の開始を検討しているとも伝えていた。

『news23』を巡っては、キャスターを務める国山アナが9月30日の生放送で、年内いっぱいでTBSを退社すること発表するなど“不穏な動き”もあった。

「来年3月までは、首の皮一枚つながったという報道も一部にはありますが、小川さんもこの先どうなっていくかはわかりません。

 さらには、恵さんがMCを務める『ひるおび』(TBS系)も、打ち切り話や大リニューアルの話が改編期のたびに挙がります」(前出の制作会社関係者)

■シニア層がメイン視聴者の『ひるおび』

 番組は平均世帯視聴率で2020年まで9年連続で同時間帯トップを維持してきたものの、芸能情報やエンタメ情報を取り扱わなかったことも影響したのか、コア視聴率がまったく振るっていないという。

「番組は、恵さんの意向で芸能情報を取り扱わなかったとも言われていますが、視聴者もほとんどがシニア層。そんな番組を以前からTBS上層部も問題視していたといいます。

 昨年3月には『ラヴィット!』が、10月には『THE TIME,』が始まり、そちらのテコ入れ、強化が大変で、『ひるおび』の改革は二の次になっていたようですが、ここにきてリニューアルに着手しています」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5