ゆで太郎、富士そば、都そば…立ち食い実食!年の瀬にすすりたい“冬場の口福〞日本3大そばチェーン激うまNo.1の画像
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 何かとせわしない年の瀬。こんな時期にオススメなのが、“早い・安い・うまい”がウリの立ち食いそばだ。

「どこで食べても同じと思われがちな立ち食いそばですが、最近はチェーンでも、なかなか個性的なメニューをそろえています。物価高で飲食店の値上げが相次いでいますが、ラーメンなどと比べれば、手軽な値段なのも魅力ですね」

 こう語るのは、立ち食いそば研究家の本橋隆司氏(以下同)。今回は同氏協力のもと、立ち食いそばチェーン大手の、ゆで太郎、富士そば、都そば各店の“オススメ一杯”を紹介しよう。

■店内で製麺

 まずは、北海道から九州まで店舗のある、ゆで太郎の『肉舞茸天せいろ』(600円)。冷たいせいろそばと、肉と舞茸の入った温かいツユの組み合わせだ。

「ゆで太郎は店内で製麺しているので、なにより、そばがおいしい。寒い時期ですが、ぜひ冷たいそばで食べてほしいですね。肉と舞茸のうま味たっぷりのつゆも出色の出来です」

■和風スープのラーメンにかき揚げがマッチ

 変わったところでは、『天中華』(500円)も意外な人気となっている。

「和風スープのラーメンにかき揚げが乗った、他では食べられない一品です。ラーメンスープと天ぷらって、意外に合うんですよ。ラーメン自体も懐かしい味わいで、なんとも優しいおいしさです」

■ホッとする『コロッケそば』

 お次は関東圏に根を張る名代富士そば。最初に食べてほしいのが、スタンダードな『コロッケそば』(490円)だ。

「なんてことないメニューですが、つゆがしみてホロホロになったコロッケを食べると、なんかホッとするんですよね」

■シンガポールの肉骨茶スープを使った冬限定メニュー

 この季節のイチ押しは『肉骨茶そば』(630円)で、シンガポールの肉骨茶スープを使った、かなり思い切った冬限定メニューだ。

「これは、ニンニクとコショウをガッツリきかせた豚スープを使ったそばです。食べると体がポカポカどころか、じんわり汗ばむほど。これを食べて元気をつければ、疲れのたまってくる年末も乗り切れるのではないでしょうか」

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