■イチ押し『天ぷらそば』
最後は大阪を中心にチェーン展開している都そばを紹介しよう。こちらは、実は東京が発祥の地なのだが、今では関西圏でメジャーな存在となっている。
「イチ押しは『天ぷらそば』(380円)ですね。色が薄く昆布のきいた関西のつゆでも、そばはけっこう合うんです。具材が少なく固いかき揚げ天ぷらを、このつゆにたっぷり浸すと、トロトロになって、これまた、うまいんです」(同)
都そばは、東京では唯一、日比谷・帝劇地下に店舗がある。天ぷらは関西のものと異なるが、ツユは関西風が用意されているので、ぜひ、お試しあれ。
立ったまま、そばをすするのは、江戸時代から続く日本の食文化。忙しい合間の腹ごしらえにも、年越しそばがわりにもなる立ち食いそばを食べて、寒い季節を乗り切りましょう!
■まだある!3大チェーン“冬の口福”激うまそば5
【ゆで太郎】
冷やし薬味そば(600円)ミョウガや揚げナスなどがのった、ぶっかけそば。爽やかな風味がそばのうまさを引き立てる。
肉野菜あんかけそば(600円)アツアツのあんかけで、体がポカポカに。無料のからみ調味料「赤鬼」の追加もオススメしたい。
【名代富士そば】
ほうれん草そば(470円)鰹だしのきいたつゆにホウレンソウの甘みが抜群に合う。二日酔いのときには、さらにうまい。
紅生姜天そば(370円)紅ショウガの天ぷらがのった大人の一杯。ピリリとからく、シンプルながら刺激のある奥深い味だ。
【都そば】
肉そば(560円)少し値段が高いが、肉量はたっぷり。肉のうま味が昆布のきいたつゆを一段上の味に昇華させる!
※ 店舗・地域によって価格が異なったり、メニューの取り扱いがない場合があります。ご了承ください