■山田邦子のブッコミが『M-1』で最もピリついた瞬間だった
前出のお笑いプロ関係者が続ける。
「あのとき、今田さんはかなり慌てた様子で顔も引きつっていたように見えました。実は、あの場面が『M-1』の放送内で関係者が圧倒的にピリついた瞬間だったんです。問題になっているのは、紳助さんが宮崎にいることを暴露したことですよね……。
紳助さんは2011年に芸能界を引退しましたが、『M-1』の創設者でもあり、何か番組に口を出すということはありませんが、いまだにその存在感は健在なんです。今田さんやダウンタウンの松本人志さん(59)に対しても、紳助さんの影響力はいまだにどうしたってあるわけです。
それはメディアに対しても同様です。芸能界で事件や騒動が起きると、週刊誌やスポーツ紙の記者は何かと紳助さんの意見を聞きに行っていますからね」
■「芸人の闇営業問題」でも紳助氏がコメント
芸能界を引退してから6年後の2017年11月、紳助氏は『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューに応じ、近況を赤裸々に語った。
また、雨上がり決死隊の宮迫博之(51)らによる芸人の闇営業問題が取り沙汰された2019年7月、スポーツニッポンは大阪市内の自宅に帰ってきた紳助氏を直撃。騒動について「今回の騒動は8割は誤解ですよ。ボタンの掛け違い。宮迫も辞めないでほしい。久しぶりに(ニュースを聞いて)ヘコんだわ。とにかくみんな仲良く元に戻ってほしい」とコメントしていた。
「紳助さんは取材に行けばいろいろと話してくれますし、口を開けば的確に問題点を指摘しつつ、しっかりと笑いを交えて応じてくれる、週刊誌やスポーツ紙にしてみればめちゃくちゃありがたい存在ですよね」(前同)