昨年1月に出演した『マツコの知らない世界』(TBS系)で知名度が急上昇。先の12月25日には『スクール革命!』でSixTONESの高地優吾(28)を神社に案内した神社巡拝家の佐々木優太(38)さん。全国1万社以上の神社を自らの足で巡った彼は「神社ソムリエ」としても知られ、著書『全国1万社を巡った僕が見つけた 開運!あやかり神社』(双葉社)も重版を重ねている。
テレビやラジオなどへの出演、そしてシンガーソングライターとしての活動もあり多忙を極める彼に、今年、令和5年に行くべきオススメの神社を語ってもらった。
みなさま明けましておめでとうございます。初詣のタイミングですが、今回は、令和5年に訪れていただきたい「一番のオススメ神社」と、干支の豆知識について話したいと思います。
本題に入る前に、今すぐできる開運法として、「神社に行く」と言うところを「神社に上がる」に変えるというのがあります。神様は自分たちより上の存在。自分の都合で「行く」ではなく、「先輩の家に上がる」というような意味ですね。同様の理由で、「お守りを買う」も「お守りを受ける」にしてもらえたらいいと思います。神様を敬っていきたいですね。
さて、令和5年は卯(うさぎ)年ですが、同時に癸卯(みずのとう)でもあります。
みなさん、干支を12だと思っている人が多いと思いますが、干支の“支”が十二支の“支”なんですよ。“干”の部分は、十干といって、10の暦があるんです。だから10の暦と12の干支が歯車みたいにかみ合って、ただ十干十二支すべての組み合わせがあるわけではなくて、60のパターン、60年で1周するようになってるんです。それで言うと、令和5年が「癸卯」なんです。
「癸」というのは、水の弟という意味らしくて、今年は水にまつわる年なんですよ。雨とか霧とか、大地を潤す水が豊かな年という意味です。水害も多い年とも言われていますが、同時に水はすべてを養うので新しいことが始まる年とも言われています。
僕は全国、1万社以上の神社を巡ったことで、「水の良いところ=気が良いところ」と感じるようになりました。それで言うと、水も、お金も「留まっていたら腐ってしまう」という意味で一緒だと。そのうえで「令和5年はここ!」という神社はもう決まっています。
その神社は――。