■立川志の輔の弟子、立川晴の輔も有力候補

 もう一人の有力候補が、立川志の輔の弟子で、若手大喜利で実績がある立川晴の輔(50)。大喜利を主とする画期的な番組『笑点』を立ち上げ、初代司会者を務めながら、途中でケンカ別れした立川談志の孫弟子だけに、話題性は十分だ。

「実は『笑点』スタッフの中に、志の輔師匠と親しい人物がいるんです。そのパイプからの起用はありえるかも」(前出の落語関係者)

 西条氏は、晴の輔をこう評価する。

「かつての歌丸さんは、シャレた時事風刺回答で視聴者を唸らせました。晴の輔さんは、そうしたことができる、知性派の落語家だと思います」

■『五代目円楽一門会』から選出の可能性も

 一方で、円楽さんと同門の『五代目円楽一門会』から選出される可能性も。

「円楽さん自身は、後任に弟子の三遊亭兼好(52)か、三遊亭萬橘(43)を指名していたとか。先代の“馬面の円楽”さんは番組の大功労者ですし、義理を重んじるならありえる人選です」(前出の制作会社関係者)

 さらに、ここにきて驚きの話も漏れ伝わってきた。

「この機会に、体調が思わしくない林家木久扇師匠(85)に勇退していただき、もう一人、新メンバーを加えるという噂も流れているんです」(前同)

 木久扇の後継者といえば、実の息子、林家木久蔵(47)がいるが……。

「ちょっと微妙ですね。木久蔵さんと三遊亭好楽ジュニアの王楽さん(45)は、以前は若手大喜利の常連でしたが、日テレは、三平師匠で“二世噺家”の起用に懲りているかもしれない。視聴率が取れる人を起用するのでは」(落語関係者)

 2月、『笑点』の出囃子とともに、舞台に上がるのは、はたして。

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