■座ったまま歌うと効果は?
座ったまま歌うと、ダイエット効果は薄れてしまうという。
「マイクを高く掲げて、アゴを上に向けて歌う人もいますが、あれは間違い。正しい呼吸ができないので、アゴは必ず引きましょう」
■腹筋などインナーマッスルが鍛えられる
ふだんの生活では、浅く息を吸う“胸式呼吸”の人が多いが、歌うときは必ず、腹で深く息を吸う“腹式呼吸”に切り替えたい。
「上半身の筋肉をリラックスさせると、自然と重心が下がって、ヘソから下に力が入る。その状態で、いつもの3倍くらいの空気を一瞬で吸い込むイメージで、呼吸してください」
腹式呼吸を行うことで、腹筋などのインナーマッスルが鍛えられ、ダイエット効果が増大する。
「ちゃんと腹式呼吸ができていれば、下腹と、その裏側の背中部分が膨らみます。そこに手を当てながら歌って、正しい呼吸ができているか確認してみてください。下腹が少しでも動いていれば、オッケーです」
■ダンスやリズムを
姿勢と呼吸をマスターしたら、さらにもう一段階。体を動かしながら、歌ってみよう。
「曲に合わせてダンスするのはもちろん、足でリズムを取るだけでも消費カロリーが大きく違ってきます。さらに、感情を込め、歌に合わせたさまざまな表情で歌うことで、表情筋が鍛えられて、顔まわりのシェイプアップ効果がアップしますよ」
最後に、カラオケダイエットの注意点を。