■NHK大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部が活躍

 さて、新しい売り場を紹介したところで、すでに実績ある売り場も紹介しよう。来年のNHK大河ドラマ光る君へ』の主人公・紫式部(生没年不明)が活躍した京都市の下京区にある地下鉄京都CCだ。

 この売り場では、13年にドリームジャンボで1等・前後賞1億1000万円が出た。また、18年のハロウィンジャンボで1等・前後賞の5億円など、2000年以降の1億円以上の高額当せんの累計は、なんと63億円! この驚きの実績に乗らない手はないだろう。

「売り場には地元名産の万願寺唐辛子の“万願”にあやかった、大きな唐辛子をぶら下げています。ぜひ、買った宝くじをこすりつけて」(売り場責任者)

■宮沢賢治や坂本龍馬で

 平安時代の文豪ゆかりの売り場を紹介したので、次は『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』などで知られる作家・宮沢賢治(1896〜1933年)の出身地、岩手県花巻市の花巻イトーヨーカドーCCを取り上げたい。

 04年には、この売り場からドリームで1等・前後賞3億円が出ている。

「その他にも、19年のドリームで2等1億円が出るなど、1億円以上が4本も出ております。こちらの売り場には金色のフクロウの人形を置いており、購入された方は宝くじで撫でていかれます。そもそもフクロウは縁起のいい鳥とされ、市の鳥でもあります。宮沢賢治の作品にもフクロウがよく登場し、深い関わりがあるとも聞きます」(売り場責任者)

 最後は、日本人が大好きな、薩長同盟の立役者・坂本龍馬(1836〜67年)の生地、高知県高知市の帯屋町CCを取り上げよう。

「この売り場が龍馬の出生地(上町1丁目)に一番近いのは間違いない。今、NHKの朝ドラでは同じ高知県出身の植物学者・牧野富太郎博士を主人公にしたドラマを放送してますし、何か運気が来ているような気がします」(売り場責任者)

 ここでは、19年のバレンタインでミニ1等・前後賞3000万円が出ている。ロトでも、同年にミニロト1等1050万円、21年にロト6で2等1270万円も出ており、そろそろ億の予感が。今が狙い目だ!

■当せん者の8割がゲン担ぎ!

 ちなみに、最新版『宝くじ長者白書』によれば、高額当せん者は、なんらかのゲン担ぎをした人が約8割もいるという。最も多かったのが「良いことがあったときに購入」(13%)、次いで「お参りに行く」(11%)。「その他」も42%と、独自のゲン担ぎを行っていた。皆さんも自分なりのゲン担ぎを!

 ドリームジャンボの発売は6月2日(金)まで。抽せんは6月14日(水)だ。

 一緒に頑張りましょう!

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