5月18日に全国298地点で、気温30度以上の真夏日を記録した日本列島。異例の暑さで、そうめんなどのあっさりした食事を求めてしまうが、それでは元気が出ない。そこで……。
「高タンパクなお肉を食べましょう! 活力の源になるので、夏バテ予防にうってつけ。最近の牛丼チェーンはスタミナ満点の焼肉メニューが多いので、利用しない手はありません」
こう力説するのは、アスリートフードマイスターの資格を持つ、管理栄養士の松田真紀氏。今回は、スタミナ食のプロである同氏協力のもと、牛丼大手5社の商品を実食調査。その中から、選りすぐりの“激うまメニュー”を紹介しよう。
■吉野家の鉄板牛焼肉定食
まずは、吉野家の『鉄板牛焼肉定食』(712円、税込み=以下同)。今年3月に登場した新メニューだ。
「あっさりとしたしょうゆベースの下味と、鉄板焼きの肉の香ばしさが楽しめる本格派。別添えのコチュジャン入りの甘辛タレとも相性抜群で、ごはんが進みました」(松田氏=以下同)
こちらは、火のついた五徳で鉄板を炙りながら食べるのが特徴だが、それが夏バテ予防につながるという。
「熱いものを食べて汗をかくと、体温が下がるだけでなく、代謝を高めて、活力増強にも。牛の赤身肉には脂肪燃焼効果のある“L‐カルニチン”が含まれているので、効果は絶大です」
■伝説のすた丼屋の豪快Wホルモンすたみな焼肉丼も要チェック
同じく、伝説のすた丼屋の『豪快Wホルモンすたみな焼肉丼』(1180円)も、牛ホルモンと豚ハラミのアツアツ焼肉を、約140グラムも盛ったスタミナメニューなので要チェックだ。