■教場の映画化もなしに

「資生堂は今秋、メンズ化粧品のCMに木村拓哉(50)を起用予定でしたが、海外展開を考慮し、白紙になったと言います。木村は今やSMAPで唯一、事務所に残ったジャニーズの象徴ですから、その影響は計り知れません」(前同)

 さらに、キングの俳優業にも暗雲が立ち込めている。

「キムタク主演の4月期の月9ドラマ『風間公親 教場0』(フジテレビ系)は映画化も検討されていましたが、これもなしになったそうです。平均視聴率9.8%と2ケタに届かなかったこともありますが、ジャニーズのスポンサー離れも一因と見られています」(夕刊紙記者)

■藤島ジュリー景子は責任逃れ

 止まらない負の連鎖。芸能レポーターの城下尊之は、その要因をこう話す。

「5月に藤島ジュリー景子・現社長(57)が謝罪動画を公開しましたが、“私たちは知りえませんでした”という責任逃れの最悪の対応。ゆえに、現在も被害者からの告発が相次ぐわけです」

 落ち目のジャニーズ事務所を尻目に勢いづくのが、古巣を飛び出した面々だ。

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