■19歳年下の日本舞踏家の女性と
「7月20日深夜、菊之助が19歳年下の日本舞踊家の女性と、公演先の大阪のホテルで密会していたと『週刊文春』が報じました」(同)
菊之助は、人間国宝の尾上菊五郎(80)を父に、女優の富司純子(77)を母に持つ、梨園の御曹司。危機に瀕する歌舞伎界を背負う最後の切り札なのだが……。
「梨園では、 “色恋は芸の肥やし”などと言われ、女性問題は大目に見られてきたし、歌舞伎役者たちも、それに甘えて好き勝手にやってきたのが、すべての元凶ですよ。今は不倫や女性トラブルを許してくれない時代。新たなファンの獲得が至上命題である以上、そうした“時代の空気”に歌舞伎役者たちも敏感にならざるをえないでしょうね」(前出の松竹関係者)
■寺島しのぶが“梨園のジャンヌダルク”に
前途多難な歌舞伎人気の回復。だが、新たな光明も見えているという。
「菊之助の姉・寺島しのぶ(50)が、この10月、歌舞伎座で予定されている『文七元結』に出演するんです。93年に当時16歳の松たか子が出演したことはあるが、成人した女優が歌舞伎座の舞台に立つのはほとんど前例がない快挙です」(前同)
「男に生まれたかった」と公言するほど、歌舞伎に対して、愛憎半ばする深い思いを持つ寺島。近年は息子の尾上眞秀(10)を歌舞伎役者にすべく、奮闘する姿が話題になった。
「寺島しのぶが女人禁制に等しかった舞台で、どんな演技をするのか。ファンだけでなく、舞台関係者も楽しみでしょうし、新しい客層を開拓することにもなると思います」(芸能レポーターの川内天子氏)
“梨園のジャンヌダルク”が歌舞伎界を救う?